飛行機内のマナーについて3つの提言
まず、乗客として持ちたい意識は、CAを「何でも頼めるサービス係」ではなく「空の安全のパートナー」として尊重することにあるだろう。そして以下3つを提言したい。
◆タイミングを見極める
伝えたいことや質問がある場合は、CAが最も忙しい離着陸時や食事サービスの時間を避けるのが鉄則だ。シートベルトサインが消灯して安定飛行に入り、機内が落ち着いたタイミングで簡潔に話しかけるのがマナーといえる。
◆自己完結の姿勢を持つ
自分の荷物はできるだけ自分で収納し、ゴミはまとめ、イヤホンなどの備品はシートの上など分かりやすい場所に置こう。
◆感謝を言葉で伝える
サインや記念品を求めることよりも、降機時に「ありがとうございました」とひとこと伝えることが、CAにとっては大きな励みになるそうだ。
ANAが今回サインなどの自粛を求めたのは、全ての人を安全に目的地まで送り届けるという、航空会社として最も基本的な約束を果たすためだ。ファンであれば、その理念を理解し協力する姿勢が求められる。
航空旅行の真の楽しさは、目的地へ無事に到着すること、機内で快適に過ごすことにある。そのためにも乗客はマナーを守り、良い機内環境を乗員・乗客全員で整えたほうが気持ちいい。CAへの敬意を持ち、節度ある距離感で接することが、成熟した航空ファンの姿といえるだろう。

「C-3PO ANA Jet」ラストフライトのお見送り風景 Photo by Koji Kitajima
機内シートカバーも特注だった Photo by Koji Kitajima
伊丹空港を離陸する「C-3PO ANA Jet」 Photo by Koji Kitajima







