キャスターの草野仁や
女優の麻生祐未も

 文化人として活躍している卒業生を、挙げてみよう。

 映画監督では、アクション映画などを得意とする山口和彦がいる。代表作は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(77年)など。

 小田一生は、『カンフーくん』などを製作した映画監督で、特撮監督としても活躍している。

 劇作家・演出家の東由多加(ひがし・ゆたか)も卒業生だ。早稲田大時代に寺山修司(青森県立青森高校卒)らと天井桟敷を結成し、その後に東京キッドブラザースを主宰したが、00年に54歳で病没した。

 音楽では、レコード輸入店の経営や、海外アーティストの公演などを手がけたプロデューサーの長門芳郎が卒業生だ。東京・南青山にあった「パイド・パイパー・ハウス」は、70年代から80年代にかけてレコード愛好家に慕われた店で、村上春樹の短編小説にも登場する「伝説的」な存在だった。長門は、輸入レコードの選別などその店の経営を切り盛りした。

 岡本一宣はグラフィックデザイナー、アートディレクターだ。

 メディア関連では、『世界ふしぎ発見!』(TBS系列)などのテレビ番組の司会でお茶の間に親しまれてきたNHK出身のフリーアナウンサー・草野仁(ひとし)がいる。長崎県島原市育ちで、県立島原高校から長崎西高校に転校し卒業、東大文学部社会学科卒だ。情報番組のキャスターとしても活躍した。

 芸能人では、女優の麻生祐未(ゆみ)がいる。NHKの連続テレビ小説『ほんまもん』『カーネーション』『おむすび』などや、大河ドラマなど多数のテレビ番組や映画に出演している。長崎西高校を経て青山学院大卒だ。

 峯のぼるは、前述の東由多加らと共に68年に東京キッドブラザースを結成、ミュージカルの舞台に立った。

 女優の長濱ねるは、女性アイドルグループけやき坂46の元メンバーだった。長崎西高校を中退した。

 林田洋平はお笑いコンビ「ザ・マミィ」のツッコミ担当だ。筑波大中退だ。

 声優では、津田匠子がいる。舞台女優でもある。