私の能力のイメージをグラフ化すると次のようになります。

図表・時間の経過と能力の関係(著者のケース)同書より転載 拡大画像表示

 たとえば、朝8時に起きて、深夜0時に就寝するとします。起床してしばらくは戦闘能力も高い状態が続きますが、ランチタイムを経て午後に入ると一気に減少していきます。そして夜は能力にほぼ変化がなくなり、低空飛行を続けるのみとなるイメージです。夜の私ははっきり言って“ポンコツ”です。

 研修講師としての仕事やインタビューを受けるとき以外は、基本的にはオフィス兼自宅で過ごしていますが、仕事には生産性を求めるタイプゆえ、いかに無駄なく質の高い仕事をするかを追求しています。

時間帯によって
作業内容を変える

 そんな私が現時点で採用しているルールは次の通りです。

 午前:生産

 午後:生産の続き、あるいはその質のチェック

 夜:作業

 生産とは文字通り、生み出す仕事です。たとえば新しい研修コンテンツの作成であったり、書籍の企画アイデアを考えたり。「ない」状態を「ある」に変える営みです。当然ながら大きなエネルギーを要します。

 私の能力は朝起きたときから劣化が始まっています。ならば、大きなエネルギーを要する仕事を優先して行うことは自然です。

 だから生産という営みは、たいてい午前に行います。

 そしてその生産が終わらなかった場合は午後も継続し、時間が許せばその質のチェックなどを行います。たとえば午前に研修コンテンツを作成したのであれば、午後はその内容を受講者目線で眺め、微修正などを行うイメージです。

 日も暮れて夜になれば、私は“ポンコツ”ですから、重要な仕事は絶対にしません。いわゆる仕事部屋にはいますが、簡単なメールを書いたり、翌日のことを構想したり、読書をしたり、動画や音楽を楽しんだりしています。つまり、「ほぼ何もしていない」のです。