増配銘柄狙いで値上がり益もゲット!
「NZAM 日本好配当株オープン(3ヵ月決算型)[愛称:四季の便り]」
◆成績の安定度がバツグン! 長く付き合える配当株型
予想配当利回りが高い銘柄を中心に投資するが、単に利回りが高い銘柄が組入上位に並ぶわけではない。2月末時点では、三井住友FGなどの利回り2.5%超の銘柄だけでなく、2%未満の住友電気工業や三井金属も組入れている。
一見不思議だが、これは現時点の利回りは控えめでも、業績アップによる将来の増配や値上がりを狙っているから。例えば、三井金属は2026年3月期から、配当を減らさない「累進配当」の導入を発表。DOE*(株主資本配当率)3.5%をめどに配当を行うことを目指しており、安定配当への期待も高まっている。
*配当金総額÷株主資本で求める。分母が当期純利益となる配当性向に比べて業績の変動に左右されないため、安定した配当が期待できる。
こうした銘柄選定が実を結び、評価基準(3)の成績の安定度で100点満点を獲得。最優秀賞を上回る安定感を見せつけた。(1)の上昇力でも、各期間で90点以上と優秀だ。
一方、(2)の下がりにくさが90点台に届かず、惜しくも最優秀賞を逃した。とはいえ、部門平均より最大下落率は大幅に小さい。
10年の成績も日本株総合トップ10内!
「大和住銀DC国内株式ファンド」
◆バランスの良さで最優秀投資信託とほぼ互角!
企業の資産や稼ぐ力といった「本来の実力」に対して、株価が割安な銘柄を厳選。さらに、将来の成長性も欲張りに狙うスタイルだ。複利効果による資産の成長を最優先するため、分配金は極力抑えて再投資に回す方針を徹底している。
2月末時点の組入業種は1位が銀行で16.8%、2位は電気機器で15.9%だ。富士電機やソニーグループ、日立製作所といった、技術力と成長性のある大手メーカーにも、銀行株と同じくらい積極的に投資しているのが特徴といえる。
評価基準(1)の上昇力では、すべての期間で90点以上を記録。(2)と(3)でも90点以上を獲得しているバランスの良さが際立つ。
特に(2)の下がりにくさでは、部門平均の最大下落率がマイナス11.3%なのに対し、マイナス1%台という底固さを見せた。得点は90.9点と、最優秀賞を上回る。
なお、NISAでの購入はつみたて投資枠でのみ可能だ。
「金利のある世界」を制する!
「ダイワ金融新時代ファンド」
◆利上げと地銀の改革で直近5年の成績はトップ!
金融ビジネスの拡大による成長が期待できる銘柄に投資する。組入業種1位は銀行で69.6%に達し、その約2割を地方銀行が占める(2026年2月末時点)。地銀には依然としてPBR1倍割れの割安銘柄が多い。そのため、金利上昇を追い風とした利ざや改善による業績拡大に加え、東証の要請を受けた経営改革による株価の上昇が期待される。
評価基準(1)の上昇力では、5年の成績が部門内トップで100点満点。
一方、金融株特化型ゆえに、金融不安や低金利政策が続くと脆さがある。(3)の成績の安定度は、99点台と高得点であるものの、2023年に50点台をつけた。これは米国の銀行不安や、日銀の早期利上げの見送りなどにより、金融株に逆風が吹いたためだ。しかし、翌年2024年は利上げ期待が高まり、部門内トップに大躍進した。
(2)の下がりにくさは76.5点で、他の受賞投信に一歩譲る。とはいえ、最大下落率は部門平均のマイナス11.3%の半分以下だ。
2024年のフレッシャー賞受賞投資信託が受賞!
「One高配当利回り厳選ジャパン」
◆下がりにくさは同部門の受賞投資信託で最高得点!
配当の持続性と成長性が見込める銘柄が投資対象。ROEや株主還元への姿勢などに着目し、20~40銘柄を厳選する。組入銘柄全体の配当利回りは2.29%(2026年2月末時点)。豊田通商や伊藤忠商事など、卸売業が組入業種のトップとなっているのが特徴だ。2社ともROE15%台という高い水準の目標を掲げ、経営方針として累進配当を明言。投信の運用方針に合致しているのがわかる。
評価基準では、(2)の下がりにくさが96.7点と高得点となった。これは、日本株総合部門の受賞投信では、最も高い点数だ。
2025年末にメモリ価格上昇の影響が懸念された任天堂など、一部の組入銘柄が下落。(1)の上昇力では直近1年の成績が70点台となったが、指数は上回る。また、2025年を除けば、(3)の成績の安定度も各年80~90点台で総合98.4点と好成績だ。
なお、分配金は2019年の設定来、出しておらず、再投資による複利効果と基準価額の上昇を優先している。
年4回の分配がうれしい!
「日本株配当オープン[愛称:四季の実り]」
◆成績の安定度で常に上位25%をキープ!
3年連続の受賞投信。予想配当利回りの高さに加え、企業の利益成長による値上がり益も追求する。
組入上位にはメガバンクなどの割安な高配当株のほか、データセンター向けの需要で絶好調な住友電気工業や古河電気工業なども組入れる。これにより、近年の高配当株が強い相場で利益を積上げつつ、AIブームによる関連銘柄の値上がり益もゲットすることに成功。
評価基準(3)の成績の安定度は、96.8点と高得点だ。(2)の下がりにくさも91.8点と高い。最大下落率は、部門平均がマイナス11.3%となる中、マイナス1.8%に抑えられており、高い守備力を示している。
(1)の上昇力を見ると、5年と3年でTOPIXを大きく上回り、90点台と優秀だ。直近1年は70点台となったが、指数を上回る成績をしっかりとキープできている。
また、年4回の決算ごとに分配を目指す運用スタイルは、着実な実入りを求める投資家から支持される。
ROEの伸びしろにも注目する!
「三井住友DS日本バリュー株ファンド[愛称:黒潮]」
◆上昇力は全期間で80点超え!
稼ぐ力に対して、株価に割安感のある銘柄を長期で保有する。そのため、PBRが1倍以上でも、ROEの向上に期待できる銘柄であれば、積極的に投資対象とする。この柔軟な運用方針が持ち味だ。
銘柄選定では、徹底した企業調査とAIの活用を高度に掛合わせる。独自システムに膨大なIR情報を読込ませることで、変化の兆しがある銘柄を素早く見つけ出している。
(1)の上昇力では、5年、3年、1年すべてで80点以上をつけた。10年の超長期で見ても、指数を52ポイント以上も上回る。
(3)の成績の安定度は、95.2点と優秀。(2)の下がりにくさも93.4点と高得点だ。
運用成果を積極的に還元する!
「ダイワ日本好配当株ファンド」
◆5年、3年の成績は90点台!
配当利回りの高さだけでなく、企業の株主還元への姿勢や株価の割安度などを総合的に判断して運用。年4回の分配を行い、2026年1月の分配金は2130円と高い。運用成果を積極的に投資家へ還元する方針をとっている。
(1)の上昇力を見ると、すべての期間でTOPIXを上回った。特に5年と3年の成績が優秀で、90点を超えた。(2)の下がりにくさも、90点台をつけている。
(3)の成績の安定度では、他の受賞投信よりも得点が若干低いが、各年で70点以上と高い水準をキープ。総合得点は450点を超え、優秀賞受賞となった。
なお、販売会社は大和証券のみ。
[2026年]受賞投資信託28本一覧
▼日本株総合部門
▼日本中小型株部門
▼米国株部門
▼世界株部門
▼新興国株部門
▼リート部門
▼フレッシャー賞
▼もっとがんばりま賞
▼(番外編)インデックス型「最安ランキング」
▼当グランプリの「選定基準」はこちら⇒https://diamond.jp/articles/-/388103
本記事は、ダイヤモンドZAi6月号の内容紹介を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。投資は自己責任において行ってください。
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