電車の上に立つ人々世界のエネルギッシュな交通事情を知れば、電車の遅延や歩道を走る自転車や電動キックボードも許せる気にならないだろうか 提供=筆者

歩道を走る自転車や電車の遅延など、日々のちょっとした交通トラブルにイライラしていませんか? しかし一歩日本を出れば、小さな悩みなど吹き飛ぶほど世界はエネルギッシュ! 土砂崩れで道が塞がっても笑顔で談笑し、車が追突しても完全スルー。さらには満員電車に乗り切れず「屋根の上」へ……!? ルール無用でカオスなのに、読めば不思議と元気が湧いてくる。日本の常識が一切通じない「世界のビックリ交通事情」をご紹介します。(肉体派ライター 佐藤大輝)

日本の常識が通じない…
海外旅行の醍醐味

 異国では、日本ではあり得ない交通事情が「その国の常識」として定着している。

 韓国で乗ったタクシーは高速道路を140キロ以上で走行。ドライバーは涼しい顔をしていたが、私の顔は真っ青だった。ドバイには片道8車線の道路があった。ベトナムではバイクが歩道を走行している姿を何度も目撃した。

 エジプトでは信号機がほとんどなかったため、片側3車線の幹線道路を現地の方と一緒に、命懸けで横断したことがある。走行する車は時速70キロは出ており、車が通らないタイミングがない。

 路肩で5分くらい待ってから、「GO!GO!」という現地の方の合図で、私たちは道路を横断。植栽のある中央分離帯で3分ほどタイミングを見計らってから、反対車線も頑張って横断した。