余計な詮索をされたくない場合は、たとえ経営者や公務員、医師などの専門職であっても、とりあえず「会社員」と乗り切るのも一つの手です。仮に、その相手との仲が深まった段階で、真実を述べても遅くはありません。

「会社員です」と特に個性のない回答をすることで、「聞いても面白くないですよ」という空気を醸し出しましょう。ネットで年収を調べられたり、生活レベルを決めつけられたりするリスクを回避する、もっともシンプルな防御策といえます。

「わからない」を
武器にする

「中小企業なので、言ってもピンとこないと思います」「転職したてで、実は私もよくわかってないんです(笑)」のように、「わからない」を武器にするのも良いでしょう。感じのいい人は相手を拒絶することなく「会話が広がる余地がないですよ」と無言のメッセージを伝えます。

「知らない」「わからない」というスタンスをとることは、決して恥ずかしいことではありません。「夫が仕事の話を嫌う」「仕事を家庭に持ち込まない」という家庭の方針を伝え、柔らかい雰囲気で防衛していきます。

 相手から「へえ、そんなことも知らないんだ」など嫌みなセリフを言われたら、その人は「意地悪な詮索魔」確定です。適切な距離を置いて付き合うのが正解でしょう。根掘り葉掘りの質問を肩透かしさせることで、相手の気力をそぐのがベストです。

「逆質問」で
相手を封じる

 詮索好きな人は、自分の懐事情は隠したまま、他人から情報を引き出そうとするずる賢さを持っています。そこで、相手に逆質問をかます「カウンターパンチ」を食らわせてもよいでしょう。

「うちはたいしたことないですよ。〇〇さんのご主人は、どんなお仕事をされているんですか?」と謙虚な姿勢を崩さずに、聞いてみましょう。感じのいい人は、相手を立てるような逆質問で会話の主導権を握ります。と同時に、自分自身のプライバシーをさっと守り抜いているのです。