一つは、あなたと気が合い、もっと仲良くなりたいと考えている場合。食事などに誘うため、金銭感覚が合うかを見極めるために質問しているケースです。
厄介なのは二つ目。あなたの家の経済状況や夫の社会的地位を知ることで、自分と比較したいケース。自分が上ならば優越感に浸ったり、安心したいという気持ちが。逆にあなたが上だと分かれば、嫉妬したり、媚(こび)を売ったり、必死にあら探しをしたりと、さらに厄介な事態が待ち受けます。女性ならピンとくるであろう、いかにも女の嫌な部分ですよね。
正直に答えたら…
「悔しい」「嫌みを言われた」
もし正直に「うちの主人はソニー勤務です」など、正確に答えるとどうなるのでしょうか。
2人の娘を育てるA子さん(30代)はこう語ります。「知り合ったばかりのママ友に、夫の会社名を正直に打ち明けてしまいました。すると、ネットで年収を調べられました。でも、相手の旦那さんの会社名は一切教えてくれないのです。うちだけ生活レベルを知られて、なんだか悔しい気分です」
今は、ネットでなんでも調べられる時代。うっかり勤め先を教えると、A子さんのような事態が起きる可能性もゼロではありません。また、1人の息子を育てるB子さん(40代)はこう振り返ります。
「会社のお局に聞かれたので『うちの夫は医師です』と明かしました。すると、お局と取り巻きの女性社員たちから『お医者さんはお金持ちだから、うちらみたいな庶民とはレベルが違うよね』と嫌みを言われてしまいました」
このように、聞かれた質問に正直に答えた結果、悲劇が起こる例は少なくありません。
では、「感じのいい人」はどのようにかわしているのでしょうか。いくつか回答例を紹介します。
「ふつうの会社員です」と
笑顔で答える
「ごく普通の会社員ですよ?!」と笑顔で潔く返すパターン。感じのいい人は、あえて平凡な回答を突き返すことで、それ以上の深掘りを防ぎます。相手が期待しているような、値踏みのための情報を提供するつもりはないと、笑顔で意思表示をするのです。







