中年以降の「加齢臭」は
皮膚の構成成分が変化して起こる

なぜ疲れると「におってくる」のか…加齢臭だけじゃない!中高年の体臭をつくる「3つのルート」東海大学理学部化学科教授 関根嘉香氏 写真提供/本人

「体臭は年齢とともに少しずつ変化してきます。男性も女性も、特に中年以降は体臭に変化が現れてきます」

 男性は、若い頃は「汗臭」がメインだが、30代以降から「ミドル脂臭」が増え、それが一段落すると「加齢臭」が生じてくる。

 一方、女性の「加齢臭」は40~50代から始まるが、更年期にホットフラッシュが起こって突然の発汗やほてり、のぼせが起こると「汗臭」が気になる人が増えてくる。

「年齢とともに、皮脂の構成成分が変わり、酸化しやすい皮脂の比率が増えるために加齢臭が起こりやすくなる。また、生活要因として、疲労が溜まると疲労臭が発生しやすくなります」

 皮膚ガスにはそれぞれの特徴ごとに注意事項や攻略法がある。次回は、関根氏の研究によってわかってきた効果的なにおい対策をお届けする。

(監修/東海大学理学部科学科教授 関根嘉香)