サービスエリアの駐車場に
クルマを「停められない人」の共通点
しかし、休憩やトイレ、食事でSA・PAを利用する際は、入ってすぐの駐車枠にクルマを停めてしまうと、利用する施設まで徒歩で移動する手間が生じます。
そのため、クルマで駐車場の奥まで入り込み、できるだけトイレや飲食店のすぐそばにある駐車枠に停めたというのは、多くのドライバーの心理でしょう。しかし、この判断には注意が必要です。
なぜなら、日本の多くのSA・PAでは、駐車場内の車路が入口から出口へ一方向に流れる構造になっており、いったん奥まで進むと入口側に戻ることができないからです。混雑時に駐車場の奥まで入っていくと、空いている駐車枠がなく、そのまま出口に進まざるを得ない場合があるのです。
昨今はこの課題を解消すべく、駐車場内に周回路を設け、空き駐車枠を探せるようにレイアウトしたSA・PAが出てきています。「多賀SA(名神高速・上り)」「双葉SA(中央道・上り)」「鈴鹿PA(新名神)」などがその一例です。
山梨県甲斐市中央自動車道 双葉サービスエリア(上り) Photo:PIXTA拡大画像表示
ですが、こうした施設はまだ少数派です。駐車場に周回路が設けられていないSA・PAでは「空き駐車枠が少なくなってきたら、あまり奥まで進まずにクルマを停める」という判断が正解でしょう。
また、SAやPAの中には、商業施設を併設するなど大規模化しているところもあります。
大規模化したSA・PAは、集客力が高まった反面、駐車場が混雑し、本線からの進入で渋滞したり、空き駐車枠を見つけるのに苦労したりすることもあります。
ショッピングを楽しみたいわけではなく、あくまで休憩やトイレを手短に済ませたい場合は、大規模なSAやPAを避け、最小限の施設だけを備えたPAを選ぶといいでしょう。
ちなみに、PAは必ず15キロおきに設置されているわけではありません。高速道路の中には、休憩施設同士の距離がおおむね25キロ以上離れている“空白区間”も存在します。







