PA同士が離れている
“空白区間”とは?
このようなエリアでも、ドライバーに効率よく休憩を取ってもらえるよう、国土交通省は「『賢い料金』社会実験」というトライアルを実施しています。
「賢い料金」社会実験の概要(出典:ETC総合情報ポータルサイト)拡大画像表示
「ETC2.0を利用していること」などの細かな条件が設けられていますが、これらを満たしたクルマは、いったん高速道路から降りて「道の駅」に立ち寄り、高速道路に再流入した場合でも、高速道路を降りずに走行した場合と同じ通行料金で済みます。
利用条件と対象エリア(出典:ETC総合情報ポータルサイト)拡大画像表示
対象となるエリアでは、このような仕組みを利用して休憩するのも手です。
さて、高速道路における安全運転の“天敵”は、眠気や疲労だけではありません。「ガス欠」にも要注意です。
高速道路の本線の多くは最高速度が時速80〜100km、一部区間では時速120kmとなっています。言わずもがなですが、本線上でガス欠を起こして停車すると、これらの速度で走行する後続車両と衝突し、重大な事故につながる懸念があります。
この点について、主に都市部近郊の高速道路を利用している人は、「多くのSA・PAにガソリンスタンドが併設されているから、ガス欠の心配はないのでは?」と疑問に思うかもしれません。
NEXCO東日本による注意喚起(出典:NEXCO東日本)拡大画像表示
しかし地方部では、長距離にわたって、SA・PA内にガソリンスタンドが設置されていない例もあるのです。そもそも交通量が少ないことや、ガソリンスタンドで給油するクルマが少なく、経営が難しいことなどがその理由です。
たとえば、北海道内の高速道路でガソリンスタンドがあるSA・PAは、4か所に限られます(砂川SA、輪厚PA、有珠山SA、由仁PA)。
本州でも「舞鶴若狭道」では、敦賀JCTから西紀SAまでの136kmの区間にはガソリンスタンドがありません。「磐越道」では、「磐梯山SA」よりも新潟側にはガソリンスタンドがありません。新潟側に向かう際、この次に利用できるガソリンスタンドは「新潟中央JCT」から「関越道」に入った「黒埼PA」で、116kmも離れています。
また、「新潟中央JCT」から日本海東北道に進む場合は、有料区間の終点「荒川胎内IC」までの区間(約47km)にガソリンスタンドはありません。「磐梯山SA」から「荒川胎内IC」に向かう場合は、150km超にわたってガソリンスタンドを利用できないことになります。







