筆者がteppayに
マイナス評価を下すワケ

 また、teppay自体が“つなぎ”のサービスである可能性が高い点も、このマイナス評価に拍車をかけている。

 というのも、JR東日本は2030年代半ばをめどにSuicaのシステムを刷新し、カード情報を一元管理するセンターサーバ方式に移行することを表明している。

「1年前はモックアップだけ」JR東の新コード決済「teppay」、急ピッチ開発の舞台裏と実力JR東日本が公表している、Suica残高とチケット情報のセンターサーバ化に関する説明
出典:JR東日本 拡大画像表示

 カードの読み取りや運賃計算などの処理も、自動改札機などの現場の機器で完結させるのではなく、センターサーバ側で行う方式に変更する。

 この計画が進行すれば、チャージ上限の見直しなど、teppayが担おうとしている仕組みを“Suicaそのもの”で実現できる可能性が高まる。そうなると、teppayのようにSuicaのデメリットを“埋める”サービスは存在意義が薄れてしまう。

 そのため、teppayは今後10年間の移行期を“つなぐ”ためのサービスだという評価をせざるを得ない。

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・JR東の新コード決済「teppay」は何ができるのか?Suica、PayPayにないメリットとは