価値連鎖(バリューチェーン)の3つの切り口
価値連鎖(バリューチェーン)とは、企業内部のさまざまな活動を相互に結びつけて価値を生む方法です。次の3つの切り口で検討します。
(1)自社内の価値連鎖に独自性があり、活動の連携がいいか(社内のバリューチェーン)
(2)仕入先・自社・チャネル・お客様とどうつながっているか(垂直のバリューチェーン)
(3)社内の事業間で水平にどう繋がっているか(水平のバリューチェーン)
これら3つの視点で検討します。
たとえば、お客様と何かのつながりで(たとえば、短納期つながり、高品質つながり、きめ細かいサポートつながり等)、切っても切れない関係をつくって行くことで、競争優位を築くのです。
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※本連載は、これで終了します。