「アクティブ リスニング」のトレーニングが有効
「アクティブ リスニング」にはいくつかのトレーニング法があります。
その一つが、「相手が話し終わるまで黙って聞く」というトレーニングです。
相手は会社の同僚でも友人でも奥様、旦那様でも構いません。相手が話し始めたら、とりあえず一つの話題やセンテンスが終わるまで意識的に口を閉じています。
頷いたり相槌を打つくらいは構いませんが、決して自分の意見や感想を述べてはいけません。
「それは違うよ」「もう知ってるよ」といった表情をするのも封印します。
きっと皆さん、意外に苦しいことに気づくでしょう。いかにいつも、好き勝手に口をはさんでいるか、驚くと思います。
何度かこのトレーニングを繰り返せば、相手の話を最後まで聞くことが意識的にできるようになるはずです。
また、相手の話を最後まで聞いている間に、表面上の言葉ではなく相手が本当に伝えたいことや気にしていることは何かを考えたり、相手に対してどういう質問や感想を投げかければ話がもっと盛りあがるか考えることもやってみて下さい。
余裕を持ってそこまでできれば、間違いなく「アクティブ リスニング」の上級者に近づいています。