多くの人がすでにそうしていると思いますが、書店で本を買う前には「はじめに」をさっと目で追っておくことをおすすめします。アマゾンの「なか見!検索」でも、「はじめに」が読めるようにしてある本は多いですよね。
というのも、その本が自分にとって必要か否かは、ここを読めばだいたい判断できるからです。結果として「これは違うかな……」と感じれば読むのをやめればいいし、逆に気になる部分が少しでもあれば読むべきでしょう。
著者も読者がここを立ち読みすることを知っています。この部分が魅力的であれば、読者が本を買ってくれる確率が高まる。だから著者としても、「はじめに」で思いを端的に伝え、読者に「読もう!」という気になってもらおうと力を入れています。
「目次」は熟読に値する
もちろん、「はじめに」を読んだだけでは判断がつかない場合もあると思います。僕個人としては、「迷っている」ということは「気になる部分がゼロではない(少しはある)」ということなのですから「読む」ことをおすすめします。