1.不測の事態を乗り切ることができる

 リーマンショックや東日本大震災など、不測の事態に直面したとき、ギリギリの資金しかない社長と、借金をしてでも手元に現金を持っている社長では、どちらが対応できるか。答えは明らかです。

 2.借入れと返済実績があれば、継続的な融資が受けられる

 銀行は過去の実績に対してお金を貸すしくみです。
 過去の借入・返済実績を見て融資を決定します。
 無借金経営を続けて一度も融資を申し込んでいない会社が、いきなり「お金を貸してほしい」と申し出ても、銀行は貸してくれません。
 つまり、日ごろから借りていないと、銀行は決して貸してくれないのです。

 3.事業に専念できる

 借金をしない社長は、1ヵ月の大半を資金繰りに奔走し、事業に専念できません。
 でも、会社が赤字でも銀行からお金を借りることができれば、お金の心配をしなくていい。だから事業に専念できます。