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「勝手に引っ越しやがってこのクソが」ストーキング毒親が送りつけてきた「トラック1台分の荷物」の中身に震撼する
村田くみ
絶縁したい毒親から逃げることができなかったのはなぜか。公的制度を利用しながら「親を捨てた」経験を持つ当事者を取材した。
2024.7.22
「毒親」に「親ガチャ」という言葉が浸透して久しい。虐待、過干渉、ネグレクト……近所の評判が良い親でも、子の前では裏の顔を持っていることもある。外から助けの手を差し伸べることができない被害者にとって「親を捨てる」ことが一つの選択肢となる場合がある。しかし、国民が「家」単位で管理される日本では、家族を保証する法律はあっても親と法的に絶縁する方法がないなど障壁も多い。実際に「親を捨てる(=日常生活での関わりを完全に断つ)」ときに立ちはだかる困難にはどんなものがあるのか。当事者や識者への取材を通して、ジャーナリストの村田くみ氏が実態を克明に描写しながら解決策を探る。