「社会保障の未来」はどうなるのか、その明暗を考える映画
三原 岳
『スター・ウォーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などSF映画の描写を使いつつ、社会保障制度の将来像と、その明暗を考えます。
2019.1.25
映画は20世紀に生まれた大衆娯楽の一つ。そこに描かれているシーンやセリフは社会情勢を反映しており、社会の関心事や意識などを知る上で重要なツールだ。そこで、映画を題材に分かりにくい医療や介護など社会保障制度の根底にある考え方や、課題を論じていくことにする。
三原 岳
『スター・ウォーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などSF映画の描写を使いつつ、社会保障制度の将来像と、その明暗を考えます。
2019.1.25
三原 岳
政府は今、「働き方改革」を進めている。議論の経緯を見ると、社会保障政策ではなく、産業政策の側面が強そうだが、社会保障とは不可分だ。そこで、…
2019.1.11
三原 岳
高齢化の進捗によって、家族の中での老親の扱いが大きく変わっている。そこで、山田洋次監督が製作した『家族はつらいよ』シリーズのほか、2014…
2018.12.28
三原 岳
安楽死や尊厳死を巡っては、さまざまな論点があって、世界各国で議論が続いている。それは、高齢化が進む日本も例外ではない。そこで、2012年製…
2018.12.14
三原 岳
児童虐待の分野は近年、さまざまな制度改革が進められている。深刻な児童虐待事件が後を絶たないため、国として対応策を迫られているからだ。しかし…
2018.11.30
三原 岳
政府が進めている医療提供体制改革、特に過剰な病床の適正化や医療過疎といった問題について、戦前と戦後に製作された日本映画の『暖流』、さらに2…
2018.11.16
三原 岳
労働衛生の目的は何なのか、そしてどんな政策が実施され、どんな影響を私の生活に与えているのか。寅さんシリーズのセリフ、吉永小百合が出演した青…
2018.11.2
三原 岳
一見、社会保障制度と無関係に映るかもしれない「住宅政策」は、実は非常に密接に関係している。2014年公開の『東京難民』を始めとするいくつか…
2018.10.19
三原 岳
なぜわれわれは公的年金に加入しているのか。それは何を意味するのか。親の年金目当てに同居する「家族」を描いていた2018年公開の『万引き家族…
2018.10.5
三原 岳
患者が終末期医療の方針を示す書類を事前に作ることで、その人の希望に沿った医療を受けられるようにすることを目指すという制度をご存じだろうか。…
2018.9.21
三原 岳
古今東西の映画を通じて、社会保障制度の根底にある考え方や、課題などを論じていく連載「映画を見れば社会保障が丸わかり!」。今回は、2つの映画…
2018.9.7
三原 岳
21世紀に入って重症急性呼吸器症候群(SARS)や新型インフルエンザなどの脅威が顕在化している。そこで1995年製作の『アウトブレイク』、…
2018.8.24
三原 岳
1973年製作の『恍惚の人』、2006年製作の『明日の記憶』など認知症を取り扱った新旧の映画を通し、認知症ケアに対する意識の変化と、どう対…
2018.8.10
三原 岳
乳幼児から見た育児のドタバタを描いた1962年製作の『私は二歳』、高校生・妻・母の三役を演じることになった女性を主人公とした1970年製作…
2018.7.27
三原 岳
古今東西の映画を通じて、社会保障制度の根底にある考え方や、課題などを論じていく連載「映画を見れば社会保障が丸わかり!」。数々の映画から、日…
2018.7.13
三原 岳
「公衆衛生」と言われる社会保障政策を考える素材として、1952年製作の『カルメン純情す』で、主演女優が一瞬見せるコスプレの格好から健康問題…
2018.6.29
三原 岳
「雇用と福祉の連携」を表す「ワークフェア」という言葉をご存知だろうか。その論点を探るため、1951年製作の映画『めし』、2016年製作の『…
2018.6.15
三原 岳
ダイエットを巡る人間模様を描いた2013年製作の映画『体脂肪計タニタの社員食堂』に着目し、ここで描かれているダイエットと、国が40歳以上の…
2018.6.1
三原 岳
今年4月から一定規模以上の会社に対し、精神障害者の雇用を義務付ける法令が改正された。しかし、そもそも「精神障害」の判断は難しいもの。それは…
2018.5.18
三原 岳
古今東西の映画を通じて、社会保障制度の根底にある考え方や、課題などを論じていく連載「映画を見れば社会保障が丸わかり!」。公的医療保険の原点…
2018.4.20