
第13回
優れたマネジャーになる・育てる(第3回) マネジャーを育成する仕組み作り――北海道大学大学院教授 松尾 睦
松尾 睦
シリーズ2回目では、いかにすれば良質な経験を積むことができるかについて解説した。3回目の本稿では、マネジャーが経験から学ぶことをいかに支援…
2014.2.12
【シリーズ「オペマネの思考法」/松尾博文】
オペレーションズ・マネジメント(オペマネ)は欧米のビジネススクールでは必須科目である。オペマネは、製造業とサービス業の事業プロセスを対象とする学問体系で、企業と組織の事業プロセスを中心に、製品、顧客、マーケティング、経営、戦略を考える科目である。本シリーズでは、オペマネの基本的な思考法を解説し、日本の製造業が陥っている問題点の解決策を、事業プロセスの見直しというオペマネの方法論から議論する。簡単な事例、極端な事例、理論と実践を取り混ぜて、論理的に考えるための糧(Food for thought)を提供することを目指す。
【シリーズ「カルチャー・トランスフォーメーション」/滝波純一】
企業文化は経営そのものである」というのは、1990年代に瀕死のIBMをよみがえらせたルイス・ガースナーの言葉である。多くの経営者は企業文化が業績に及ぼす影響がいかに大きいか知っている。一方で、企業文化を変革することが、いかに難しいかも、多くの人の知るところである。近年、人事・組織の領域では、日本よりも、海外の方が一歩進んでいると言わざるを得ないのだが、海外では「カルチャー・トランスフォーメーション」として、多くの企業が企業文化の変革に取り組んでおり、そこから有効な方法論も見出されつつある。事業環境が激変する中、日本企業にとっても企業文化の変革は喫緊の課題であり、海外での取組・確立されつつある方法論から学ぶべき点が多いのではないだろうか。本連載では、「カルチャー・トランスフォーメーション」について、紹介していきたい。
第13回
松尾 睦
シリーズ2回目では、いかにすれば良質な経験を積むことができるかについて解説した。3回目の本稿では、マネジャーが経験から学ぶことをいかに支援…
2014.2.12
第12回
松尾 睦
1回目ではマネジャーが「連携」「変革」「育成」という3つの経験から、マネジャーとして必要な3つの能力を身につけていることを述べた。今回はい…
2014.1.29
第11回
松尾 睦
バブル崩壊後、職場の空気は徐々に息苦しくなった。こうした状況の中で人が成長するメカニズムをしっかりと理解した上で、育成支援の仕組みを整備す…
2014.1.15
第10回
松尾博文,滝波純一
今回は「サービサイジング」というこれからの日本の製造業のキーワードを概説する。売り切りのビジネスモデルから、ものを介して、サービス価値を提…
2013.6.17
第9回
松尾博文,滝波純一
今回はものづくり企業のサービス価値創造の前篇として、アウト・オブ・ボックスの思考法を論じる。ものづくりという箱から出て考えるということだが…
2013.5.20
第8回
松尾博文,滝波純一
東日本大震災で日本の製造業のサプライチェーンが寸断されたことは、壮絶な記憶である。最近、産業革新機構がルネサスエレクトロニクスへの出資を決…
2013.4.16
第7回
松尾博文,滝波純一
「オペマネの思考法」を解説するシリーズの第3回。日本の家電サプライチェーンについて、仏のフナック、アップルストアの事例をもとに、日本の電機…
2013.3.18
第6回
滝波純一,松尾博文
企業文化の変革に取り組んでいるのは、欧米企業だけではない。最近では、ブラジルや中国、インドなどの新興国の企業でも、経営トップのコミットメン…
2013.3.11
第5回
滝波純一,松尾博文
『巨象も踊る』で有名なルイス・ガースナーはいかにしてIBM改革成し遂げたのか、、同氏のカルチャー・トランスフォーメーションは、成功している…
2013.2.25
第4回
松尾博文,滝波純一
「オペマネの思考法」を解説するシリーズの第2回。擦り合わせ型とモジュラー型のものづくりの対比を通じて、SWOT分析の落とし穴を指摘し、日本…
2013.2.18
第3回
滝波純一,松尾博文
第2回目は、カルチャー・トランスフォーメーションの方法論を紹介する。企業文化を変革にするにあたっては、目に見えない水面下の要素に照準を合わ…
2013.2.13
第2回
滝波純一,松尾博文
カルチャー・トランスフォーメーションという言葉を、初めて聞かれる方も多いだろう。日本語にすれば「企業文化の変革」。事業環境が大きく変化して…
2013.1.28
第1回
松尾博文
「オペマネの思考法」を解説するシリーズの第1回。お茶のサプライチェーンをテーマに、事業プロセスを複数考えて、戦略を組み立てていくということ…
2013.1.15