韓国文大統領が米朝膠着でまたも独り相撲か、半島情勢を元駐韓大使が解説
武藤正敏
北朝鮮は6月16日、開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破し、さらに四大軍事行動をとると予告していたが、23日、金正恩朝鮮労働党委員…
2020.7.9
冷え込んだままの日韓関係。だが両国の国民は、互いの実像をよく知らないまま、悪感情を募らせているのが実態だ。今後どのような関係を築くにせよ、重要なのは冷静で客観的な視点である。韓国をよく知る筆者が、外交から政治、経済、社会まで、その内側を考察する。
武藤正敏
北朝鮮は6月16日、開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破し、さらに四大軍事行動をとると予告していたが、23日、金正恩朝鮮労働党委員…
2020.7.9
武藤正敏
6月16日午後、北朝鮮が開城にある南北共同連絡所を爆破した。連絡事務所の破壊は南北関係の清算を意味することを覚悟しなければならない。今回分…
2020.6.17
武藤正敏
韓国文在寅政権率いる与党「共に民主党」は、4月15日に投開票された国会議員総選挙で大勝利を収めた。文政権に残された任期は2年半、権力がピー…
2020.6.8
武藤正敏
元慰安婦の支援団体である正義記憶連帯(韓国挺身隊問題対策協議会〈挺対協〉の後継団体)前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)氏をめぐる不正疑惑は…
2020.5.22
武藤正敏
日韓関係を複雑なものにしてきた大きな要因の一つである慰安婦問題。この慰安婦問題が、韓国国内で国を揺るがす大問題に発展している。元慰安婦のグ…
2020.5.16
武藤正敏
北朝鮮の金正恩氏が20日間にわたって消息不明となっていたことは、周辺諸国に北朝鮮が有事となった際にどのような事態が起こるのかを考える貴重な…
2020.5.11
武藤正敏
韓国では4月15日に総選挙が行われ、文在寅大統領の支持母体である与党「共に民主党」は小選挙区で253議席中163議席を獲得した。一方、野党…
2020.4.17
武藤正敏
韓国は3月26日、来る4月15日に行われる選挙の公示を行い、4月2日から公式に選挙運動が始まった。しかし、新型コロナウイルス感染症が世界的…
2020.4.3
武藤正敏
韓国では4月15日に国会議員選挙が予定されている。あえて「予定」と明記したのは、新型コロナウイルス感染症の影響で、延期になる可能性も排除で…
2020.3.26
武藤正敏
韓国の文在寅大統領は新型コロナウィルス対策においても、同盟国である日米ではなく、レッドチームである中朝に寄り添っている。国内の苦境打開に集…
2020.3.10
武藤正敏
文在寅政権にとって、今年は成し遂げなければならない2つの重要な課題があった。それは、北朝鮮との関係改善をよりいっそう進めること、4月15日…
2020.2.28
武藤正敏
文在寅大統領の年頭記者会見での発言や康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の米国ポンぺオ国務長官との会談内容、国家安全保障会議(NSC)の動…
2020.1.19
武藤正敏
文在寅大統領が2019年に実行した政策を振り返ってみると、残りの任期である2年半の間に、文大統領が韓国をどこに導こうとしているのか全く見通…
2019.12.26
武藤正敏
韓国の文在寅大統領は22日夕方、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄するとした決定を、土壇場になって効力停止すると決断。数カ月間…
2019.11.23
武藤正敏
韓国の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄の期限が23日午前0時に迫っている。米国は、韓国に対しGSOMIA破棄を撤回させようと韓国政…
2019.11.14
武藤正敏
10月14日、韓国の曺国法務部長官は一連のスキャンダルが原因となって国論が二分されたのを受け、辞任した。同氏をかばい切れなかった文在寅政権…
2019.10.16
武藤正敏
文在寅大統領にとって、今週の国連総会出席は極めて重要だった。それは国内世論対策のために米朝関係を進展させる必要があり、そのための貴重な外交…
2019.9.27
武藤正敏
9日、文在寅大統領は、曺国(チョ・グク)氏を法務部長官に任命した。一部では、曺国氏の法務部長官任命反対デモも発生したが、現時点で、曺国氏は…
2019.9.18
武藤正敏
8月22日、韓国の文在寅政権は日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定した。理性的に考えれば、韓国のGSOMIA破棄は韓国の…
2019.8.26
武藤正敏
日本政府は2日、韓国を輸出の優遇措置を適用する「ホワイト国」のリストから除外する決定を行った。これに危機感を覚えた韓国政府はこの数週間、あ…
2019.8.5