希代の若手リーダーとして注目される朝倉祐介さんによる初の著書『論語と算盤と私』をご紹介していきます。中学卒業後に騎手を目指して渡豪し、身体の成長に伴う減量苦によって断念。帰国後、競走馬の育成業務に従事するも交通事故によって再び断念を余儀なくされ、専門学校を経て東京大学へ進学・・・とここまでも異色の経歴ですが、その後も、大学在学中に友人と興したスタートアップの経営 + マッキンゼーでのコンサルティング業務 + 社長としてミクシィの立て直しに奔走 + スタンフォード大学StartXのメンターや投資家としての活動・・・と多面的に活躍。本書では、そうしたさまざまな立ち位置を経験したからこそ体得し得た経営哲学が縦横無尽に語られます。
実務家経験と戦略的思考、抽象化能力を併せ持つ著者の率直な語り口からは、経営や組織、事業のありかた、資本市場との関わり方、個人の生き方を考えるうえでの多くの気づきをきっと得ていただけるのではないでしょうか。
論語と算盤と私
第16回
人生で完膚なきまでの失敗をして夢破れたら、一体どうなるのか
第15回
「自分探し」より「自分づくり」を!“安定”の担保は会社でなく自分に求める
第14回
リスクをとって起業するか、会社勤めすべきか…?など、人生の岐路で考えるべき3つの原則
第13回
ROEさえ世界標準に向上できれば日本の経営は非常にユニークで機能的になり得る
第12回
失敗してもいいから新事業を生み出すんだという組織のムードが多角化を成功に導く
第11回
経営者は資本市場の理想と現実をどう咀嚼し、対峙していくべきなのか
第10回
コーポレートファイナンスのプロが語る「道具でありフィクションとしてのファイナンス」
第9回
日本企業の緩慢なる“経営敗戦”の歴史が終わる?カギは会社のOSであるガバナンス改革
第8回
世の中で複製が不可能な2つ――「場所」と「時間」を押さえるビジネスが勝つ
第7回
100年続く会社も、5年でたたむ会社も両方あっていい。どちらにも役割がある
第6回
世界でいま一番起業しやすいのは日本!?スタートアップ同士のシナジーをうむ“メタ起業家”目指す
第5回
シリコンバレーのダイナミズムは素晴らしいでも、日本も個々人の能力では引けを取らない
第4回
岡田武史さんに聞く人は聖人君子についてくるわけじゃない必死な後ろ姿についていくんだ
第3回
岡田武史さんに聞くリーダーシップに必要な「開き直り」その境地はどのように手に入るのか
第2回
かつて渋沢栄一は30代前半で第一国立銀行を設立!現代日本の年齢・経験重視の風潮が競争力を阻害
第1回
「会社」を知ることが“独立”して生きる一歩につながる