第114回
株価指数の改良が可能ではないか
山崎 元
最近、インデックス投資の優秀性を理解する投資家が増えてきたことは喜ばしい。また、まだまだ引き下げの余地があるが、公募の投資信託でも、ETF…
2010.2.1
12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。
第114回
山崎 元
最近、インデックス投資の優秀性を理解する投資家が増えてきたことは喜ばしい。また、まだまだ引き下げの余地があるが、公募の投資信託でも、ETF…
2010.2.1
第113回
山崎 元
菅直人財務大臣が就任時の記者会見で為替レートの水準について具体的に言及し、物議を醸した。一般に、政策の責任者の立場にある人物は、為替レート…
2010.1.25
第112回
山崎 元
今年のマネー運用で最も重要なポイントは米国がいつ金融緩和政策の「出口」への動きを見せるかだ。日本株を中心に考えるとしても、最重要ポイントは…
2010.1.18
第111回
山崎 元
「コア・サテライト」と「LDI」。年金運用関係者以外ではお聞きになったことがない方が多い言葉かもしれない。個人でFPなどに相談する場合、相…
2010.1.12
第110回
山崎 元
投資家は経験によって学習することが「どの程度」可能なのだろうか。どうやら投資家は経験から学習して行動を改善することは難しいようだ。なぜなら…
2010.1.4
第109回
山崎 元
筆者はファイナンシャル・プランナー向けに講演をすることが時々ある。この際必ず質問されるのが「ドルコスト平均法」だ。筆者が言いたいのは、これ…
2009.12.29
第108回
山崎 元
確定拠出年金の現状をひと言でいうと、徐々に拡がっているけれども、盛り上がりを欠くという感じではないか。精彩を欠く最大の理由は、近年の運用環…
2009.12.28
第107回
山崎 元
理論的には随時見直すべき運用計画だが、現実はそうなっていない。この問題を痛切に感じるのは大きな年金積立金の運用である。
2009.12.21
第106回
山崎 元
日頃当たり前だと思っていることでも、データに当たると当たり前でない場合がある。先日、少々心配になって、アクティブファンドの運用成績について…
2009.12.14
第105回
山崎 元
運用者にとって、1000億円運用するのも1100億円運用するのも手間はほとんど同じだ。率直にいって、アクティブ・ファンドでも同じだ。現在、…
2009.12.7
第104回
山崎 元
先日、三菱UFJ投信が「eMAXIS」と名づけたインデックス・ファンドのシリーズを発表した。販売手数料がゼロで、信託報酬も低い。国内株式タ…
2009.11.30
第103回
山崎 元
確定給付の企業年金は、縮小・廃止の方向に向かうのが妥当だ。近年、企業にとって人材の流動性がより重要になってきた。長期間勤続しないとメリット…
2009.11.16
第102回
山崎 元
「PRESIDENT」の手帳特集を見て驚いた。あるメガバンクの支店の個人営業課の若手行員の手帳が公開されていた。手帳を通じて銀行員の仕事ぶ…
2009.11.9
第101回
山崎 元
データ分析会社「UPRO」という会社が脱税で摘発された。なんといっても衝撃的なのは、160億円の儲けが日本の競馬の配当金によって稼ぎ出され…
2009.11.2
第100回
山崎 元
「日本経済新聞」に、従業員持ち株制度で信託の活用が広がっているという記事が載った。「株価が下落したときに機動的に株式を取得できる」ことがメ…
2009.10.26
第99回
山崎 元
証券業界で「ストラテジスト」とは、投資戦略全般について分析して、投資戦略を提案する専門家だ。証券会社の調査系の仕事としては、経済を分析する…
2009.10.19
第98回
山崎 元
鳩山内閣の閣僚人事の最大ヒットは長妻昭氏の厚生労働大臣だ。下馬評の「年金問題担当相」というようなあいまいなポストでなく、厚生労働省の人事権…
2009.10.13
第97回
山崎 元
近年、ベーシックインカムという言葉が時々話題になる。すべての国民に働き・稼ぎ・資産額などをいっさい問わず一律に一定額を給付する制度のことだ…
2009.10.5
第96回
山崎 元
ジョージ・A・アカロフとロバート・J・シラーの二人による『アニマルスピリット』をおもしろく読んだ。特になるほどと思ったのは、人は対象や状況…
2009.9.28
第95回
山崎 元
投資をするうえでは、総選挙のような大きなイベントの影響がどうしても気になるしかし、将来の政策のように特別な情報を自分だけが知っている場合で…
2009.9.19