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日経平均株価の底値が堅い今は「電気自動車(EV)」「半導体」関連を狙え! 米・長期金利の上昇リスクが低下したことで“グロース系ハイテク株”の上昇に期待
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 6月29日の日経平気株価は下落しましたが、「米国株は強いけど、日本株の上値は重いなあ……」というが、足元の日米株式市場に対する私の率直な感想です。6月28日の日経平均株価は3日ぶりに反落し、前週末比18.16円(0.06%)安の2万9048.02円。さらに6月29日も続落しました。NYダウやS&P500の強い動きを考慮すると、残念かつ非常に物足りない動きです。なお、週末7月2日に6月の米国雇用統計という重要指標の発表を控えており、今週は週を通して多くの投資家にとって動き難い状況が続きそうです。なぜなら、米国の雇用情勢の動向は、FRBの金融政策、とりわけテーパリングの開始時期などに大きな影響を及ぼすと考えられているからです。

ニーズウェル(3992)、「設立35周年記念配当」を発表して、配当利回り3.68%に! 3期連続の「増配」となる2021年9月期は前期比7円増の「1株あたり23円」に!
ニーズウェル(3992)が、配当予想の修正(増配)と記念配当の実施を発表し、配当利回りが3.68%に! ニーズウェルは、2021年9月期の期末配当で「1株あたり5円」の”設立35周年記念配当”を実施し、加えて普通配当を増配して、配当予想を前回予想比で「6円」の増配、前期比では「7円」の増配となる「1株あたり23円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.72%⇒3.68%にアップした。年間配当額は3年前の1.8倍に増加する見込み。ニーズウェルは、2021年10月1日をもって設立35周年を迎えることを記念し、今回の記念配当の実施を決めたとのこと。また、普通配当の増配は業績の進捗状況を鑑みて決定したとのこと。(ニーズウェル、コード:3992、市場:東証1部)

【米国株】今から新規上場する注目「IPO株」を紹介!「ゾーメトリー」「リーガルズーム」「クリスピー・クリーム」などの事業内容や業績、公開規模を解説!
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 米国では空前のIPO(新規株式公開)ブームが進行中です。2021年の第2四半期中は113の企業が新たに株式を上場し、399億ドルを調達しました。四半期ベースの資金調達額ではドットコムブームの時を上回るペースです。今回は、これからIPOが予定されている銘柄の中から注目されている企業を紹介しましょう。注目すべきはゾーメトリー(XMTR)、リーガルズーム(LZ)、クリスピー・クリーム(DNUT)、トーリッド(CURV)の4社。とりわけゾーメトリーとリーガルズームは、一般の人々には余り知られていないサービスかも知れませんが、それぞれのニッチ市場で欠かせない存在であり、末永く栄える企業だと思いますので要チェックです。

「7月に権利が確定する株」の配当利回りランキング!増配予想で利回り3.7%の「積水ハウス」、利回り2.9%の「クロスプラス」など、おすすめの高配当株を紹介!
2021年7月の「配当利回りランキング」を作成して、おすすめの高配当株を紹介! 2021年7月に「配当」の権利が確定する全銘柄の配当額、配当利回り、株価などを調査・比較して、7月に権利確定する株の中から、配当利回りが高い「高配当株ランキング」を発表!

アスカ(7227)、「増配」を発表し、配当利回り2.4%⇒3.1%に! 年間配当は1年で1.8倍にアップ、2021年11月期は前期比14円増の「1株あたり30円」に増額へ!
アスカ(7227)が、2021年11月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.17%に! アスカは、2021年11月期の年間配当を前回予想比で「7円」の増配、前期比では「14円」の増配となる「1株あたり30円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.43%⇒3.17%にアップした。年間配当額は1年前の1.8倍に増加する見込み。アスカは利益還元について、「業績に連動した成果配分を安定的に行うこと」を基本方針としている。また、アスカは今回、業績予想の修正も発表しており、2021年11月期は前回予想比で「増収・増益」の業績予想となっていることから、好調な業績予想を背景に、今回の「増配」が決まった形だ。(アスカ、コード:7227、市場:名証2部)

「新500円硬貨」関連銘柄を紹介! 11月の新硬貨発行を控えて、システム改修が必要となる自販機やATM、両替機などを扱う企業の業績予想の上方修正に期待!
「新500円硬貨」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。さいたま市にある造幣局の支局で6月21日、11月の発行に向けて新500円硬貨の製造を始める打ち初め式が行われました。新500円硬貨はサイズこそ従来と変わりませんが、重さは7.0gから7.1gになっているほか、新たな偽造防止措置を施していることから、自動販売機で正常に認識させるためにはシステム改修が必要となります。今後は11月に向けて自動販売機のシステム改修を進めていくほか、新たな機器の設置も増えてくることが考えられます。そこで今回は、「新500円硬貨」関連銘柄として、自動販売機やATM、両替機器などを手掛けている企業に注目しました。

住友林業(1911)、「増配」を発表して、配当利回り2.31%⇒3.24%に上昇! 配当額は1年で2倍に急増、2021年12月期は前期比35円増の「1株あたり70円」に
住友林業(1911)が、2021年12月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.24%に! 住友林業は、2021年12月期の年間配当を前回予想比で「20円」の増配、前期比では「35円」の増配となる「1株あたり70円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.31%⇒3.24%にアップした。年間配当額は1年前の2倍に急増する見込み。ただし、2020年12月期は決算期変更の経過期間であるため、9ヵ月間の変則的な決算。住友林業は今回、「増配」とともに業績予想の修正も発表しており、2021年12月期は前回予想で「増収・増益」の業績予想となっている。住友林業は「業績予想の修正内容を勘案した結果」、今回の増配を決定した形だ。(住友林業、コード:1911、市場:東証1部)

2021年後半の日本株は上昇するのか?円安傾向や景気回復期待で堅調に推移。バリュー株優位は続くが、マザーズも復調
外資系投資顧問でファンドマネジャー歴20年の山本潤氏による、10年で10倍になる成長株探し。今回は2021年後半の相場見通しを解説します。

日経平均株価の“暴落&急回復”は、FRBの金融政策に振り回されただけで下値は限定的!「リフレトレードの巻き戻し」が続くので「グロース系ハイテク株」を狙え!
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! FRBが6月15日と16日に開いたFOMCの結果を発表して以降、米国の株式市場はFRB高官の発言などに右往左往しています。セントルイス連銀のブラード総裁発言を嫌気した6月18日のNYダウは前日比533.37ドル安でしたが、翌営業日の21日は、NY連銀のウィリアムズ総裁発言と、FRBが公開したパウエル議長の議会証言の草稿を好感し、NYダウは同586.89ドル高の33876.97ドルと、18日の下落分をあっさり回復しました。つまり、米国株式市場はそれほどFRBの金融政策の変更の有無に神経質になっているということなのでしょう。そして、その米国株に振らされる格好で、日経平均も乱高下を余儀なくされています。

テイ・エス テック、10期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.4%に! 配当額は10年で4.5倍に増加、2022年3月期は前期比9円増の「1株あたり54円」に!
テイ・エス テック(7313)が10期連続の「増配」を発表し、配当利回りが3.46%に! テイ・エス テックは2022年3月期の配当(予想)を「1株あたり54円」と発表し、前期比「9円」の増配で「10期連続増配」の見通しとなった。配当利回り(予想)は3.46%となり、年間配当額は10年で4.5倍に増加する見込み。テイ・エス テックは利益還元について、「連結業績および配当性向等を総合的に勘案し、安定的に配当を継続していくこと」を基本方針としている。また、2022年3月期の業績予想(前期比で「増収・増益」)も発表していることから、好調な業績予想を背景に、今回の「増配」が決まった形だ。(テイ・エス テック、コード:7313、市場:東証1部)

【米国株】FRBがテーパリング実施を表明したことで「ディフェンシブ株」が狙い目に! 中でもアルツハイマー治療薬を開発した「バイオジェン」の成長に期待
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 6月15日、16日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、債券買い入れプログラムの縮小(テーパーリング)に関して、これまでの「テーパリングを考え始めることすら、考えていない」という表現がなくなり、代わりに「ある時点でテーパーリングを始める」という意図がハッキリと伝えられました。このFOMCでの発表を受け、先週は米国財務省証券の利回り曲線(イールドカーブ)がフラットニング、すなわち山の高さが低くなりました。FRBが物価対策にフォーカスをシフトしたことで、むしろ成長がピークを迎え、これから鈍化が始まることを心配すべき局面に入ったと言えます。なので今は、シクリカル株(景気敏感株)は売り、薬品株や食品株のような景気後退局面で株価が下がりにくい銘柄(ディフェンシブ株)を選ぶべきです。

「ボーイング737MAX」関連銘柄に注目! 経済活動の正常化が加速して小型旅客機の需要が増加し、完成在庫を抱える「737MAX」に世界中から注文が殺到!
小型旅客機「737MAX」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。米国の航空機大手ボーイング(BA)が製造する小型ジェット旅客機「737MAX」がにわかに注目を集めています。人気シリーズの最新機種とあって開発中から人気は高く、各国の航空会社から大量の受注を受けていた「737 MAX」ですが、2018年10月にインドネシアで、2019年3月にはエチオピアでそれぞれ墜落事故を起こしたことにより全世界で運行停止となりました。さらにコロナ禍により航空会社の経営が苦境に陥ったことで「737MAX」はキャンセルが続発。しかし、最近になって、米国では経済再開の流れから、輸送・旅客需要が想定を上回る勢いで回復を見せています。今後、小規模の輸送・旅客が増えると予想されることが、小規模輸送に向き、燃料使用量とCO2排出量の面で強みのある「737MAX」の需要に繋がったと考えられます。

平山HD(7781)、特別配当による「増配」を発表し、配当利回り2.8%に! 年間配当は1年で1.2倍に増加、2021年6月期は前期比8円増の「1株あたり38円」に!
平山ホールディングス(7781)が、2021年6月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが2.81%に! 平山ホールディングスは、2021年6月期の期末配当で「1株あたり8円」の特別配当を実施し、配当予想を前回予想比で「8円」の増配、前期比でも「8円」の増配となる「1株あたり38円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.21%⇒2.81%にアップした。年間配当額は1年前の1.2倍になる見込み。平山ホールディングスによると、2020年11月に発表済みの自己株式の取得について、期間内に自己株式を取得できなかったため、自己株式の取得価額総額(上限)のうちの一部を原資とする特別配当の実施を決めたとのこと。(平山ホールディングス、コード:7781、市場:東証JASDAQ)

サンネクスタグループ、4期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.1%に! 年間配当額は4年で2倍に増加、2021年6月期は前期比4円増の「1株あたり32円」に!
サンネクスタグループ(8945)が、2021年6月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.15%に! サンネクスタグループは、2021年6月期の年間配当を前回予想比で「2円」の増配、前期比では「4円」の増配となる「1株あたり32円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.95%⇒3.15%にアップした。年間配当額は4年前の2.0倍になる見込み。サンネクスタグループは株主還元について、「安定的な配当の継続に努めるとともに、DEO(連結株主資本配当率)4.0%以上を目標」としており、「基盤事業におけるストックの積み上げが概ね堅調に推移している」ことを受けて、今回の「増配」を決定したとのこと。(サンネクスタグループ、コード:8945、市場:東証1部)

日経平均株価は、75日移動平均線を上回って「強気」に転換! 25日移動平均線を下回らない限り、信用倍率が低くて、チャートが良好な銘柄を積極的に狙うべき!
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 今回のFOMCに関しては、テーパリング(FRBによる資産購入の段階的縮小)が議論されると思われます。しかしながら、FRBは金融市場の動揺を引き起こさないように、慎重にゆっくり時間をかけてテーパリングを行うでしょうし、実施前に時間をかけて丁寧な事前説明を行うはずなので、今回のFOMCの影響で株式相場が急落する可能性は低いと思います。6月14日の日経平均株価は、前週末比213.07円高の2万9161.80円でした。それまでは75日移動平均線(14日現在2万9119.99円)が上値抵抗線となっていましたが、14日終値はこれを上回りました。この値動きは、従来の25日移動平均線(同2万8590.91円)と75日移動平均線とで挟まれたゾーンからの、「上放れ」のサインと見ています。

【米国株】米国経済の今後の見通しが示されるFOMC「経済予想サマリー」に注目! 金利やGDP成長率、失業率、インフレ率などの各種予想の見るべき点を解説!
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 6月15日、16日の2日間に渡り、米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を決定する会合、連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。現在の米国の政策金利であるフェデラルファンズ・レート(FFレート)は0〜0.25%です。今回、このFFレートに変更は加えられないと思います。今、市場参加者が最も注目しているのは、「今回、経済予想サマリーのコンセンサス予想に、どのような変化が現れるのか」ということです。今回の経済予想サマリーでは、まず「2023年のコンセンサス予想の数字が上昇するのか」という点に注目してください。私の考えでは、多分は少し上昇すると思います。

「電炉」&「鉄スクラップ」は鉄鋼業界の“脱炭素”に関わる重要な投資テーマ!「東京製鐵」「イボキン」など、業界全体のCO2削減を進める注目銘柄を紹介!
「電炉」「鉄スクラップ」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。「脱炭素」に向けた取り組みの一環として、鉄鋼業界で鉄スクラップの調達を増やす動きが広がっていると、日本経済新聞が6月5日に報じました。なぜ鉄スクラップが「脱炭素」につながるのかというと、鉄鋼業界における「高炉」から「電炉」へのシフトがあります。高炉(溶鉱炉)とは製鉄所のメイン設備で、原料の鉄鉱石を溶かして銑鉄(せんてつ)を取り出すための炉です。その際にコークス(石炭を蒸し焼きにしたもの)を燃焼させて熱源などとして活用しますが、このとき大量のCO2が発生します。一方、電炉は、鉄鉱石ではなく鉄スクラップを原料とし、電気によって溶解・精錬することで鉄鋼を製造します。電炉はコークスを燃焼させないため、直接的にはCO2を排出しません。

アイモバイル、「上場5周年記念配当」を発表して、配当利回り7.3%に! 「初配(初めての配当)」となる2021年7月期は前回予想比で「70円」増の「1株あたり100円」に
アイモバイル(6535)が、「上場5周年記念配当」の実施を発表し、配当利回りが7.32%に! アイモバイルは、2021年7月期の期末配当で「1株あたり70円」の「上場5周年記念配当」を実施し、年間配当を前回予想比で「70円」の増配となる「1株あたり100円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.19%⇒7.32%に大幅アップした。なお、アイモバイルは2016年10月の上場以来、配当を実施しておらず、今回が「初配」となる。アイモバイルは2021年10月に上場5周年を迎えることを記念し、2021年7月期の期末配当で「1株あたり70円」の記念配当の実施を決めたとのこと。(アイモバイル、コード:6535、市場:東証1部)

コロナ禍で組成した「東京2020 一か八かファンド」は1年2カ月で1.8倍に。新ファンドは、5年間の保有で3倍を目指す!
外資系投資顧問でファンドマネジャー歴20年の山本潤氏による、10年で10倍になる成長株探し。今回は「東京2020 一か八かファンド」の経過を報告します。

日経平均株価が底打ちした今から買うなら「半導体」「断熱材」「アフターコロナ」関連銘柄!「イビデン」「グローバルダイニング」など要注目の10銘柄も紹介!
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 足元で日米の株式市場は堅調に推移しています。このような良好な投資環境下で、私が注目しているテーマは、「半導体」「断熱材」「アフターコロナ(旅行・カラオケ・外食)」の3つです。「半導体」に関しては、パッケージングなど半導体の「後工程」に強い芝浦メカトロニクス(6590)とイビデン(4062)、新光電気工業(6967)への評価・関心が高いため、私もこの3社に注目しています。次に「断熱材」に関してですが、関連銘柄としては、日本アクア(1429)に注目。最後に「アフターコロナ」では、「旅行」「カラオケ」「外食」に注目しています。
