週刊ダイヤモンド編集部
第140回
松屋の紳士服セールひとり勝ち高級ブランドが安く売れたワケ
百貨店は、毎年春と秋に特設催事場で紳士スーツのセールを開催する。今春の売上高は、多くの百貨店で前年比5~25%の減。消費不況を反映して惨憺たる結果に終わったが、そのなかで、松屋だけが60%増と好調だった!

第333回
安値の輸入紙が急速に増加市況悪化を恐れる製紙メーカー
景気悪化によって大幅な需要減退に見舞われている製紙メーカー。大規模な減産や生産設備の廃棄にまで踏み込むメーカーもあり、最終損益が赤字に転落するところも出てきた。

第74回
サーバホスティング事業を手がけるクララオンライン社長の家本賢太郎は27歳。まだ若いが、経営者歴は12年。ちょっとしたベテラン経営者である。

09/06/13号
日米欧、中国、アジアを総力取材2009年下期、景気は「底打ち」するか?
世界経済の下げ止まり、そして反転への期待感を踏みにじるかのように、2009年を折り返す6月初日に飛び込んできたのは、米製造業で史上最大となるゼネラル・モーターズ(GM)破綻の知らせだった。いまだ世界中に、大小さまざまな腰折れリスクが潜む。景気はそれらをのみ込み、力強く回復するのか。それとも、二番底に落ち込むのか。日米欧を代表するエコノミスト、学者、アナリスト、経営者75人が下期の景気動向を明快に診断する。

第139回
ユニゾンとの提携は頓挫アデランスの改革に新局面
アデランスホールディングスの旧経営陣にとっては、5月28日に開かれた株主総会は誤算というほかない。ユニゾンによる株式公開買い付け(TOB)も資本提携も頓挫した。

第11回
4月中旬、日本興亜損害保険の兵頭誠社長宛てに送られた一通の文書が、社内に大きな衝撃を巻き起こしている。この文書が衝撃を呼んだ理由は、その内容にあるのではない。文末に書かれた送り主の名前にあった。

第332回
この夏を起点にして、携帯電話の新商品発表会のスタイルが変わるかもしれない。“勝負端末”を軸に、残りは既存端末に少し手を加えた新端末で全体数を増やしインパクトを狙うパターンに限界が見えてきたからだ。

第331回
激化するオフィス用品の価格競争ジリ貧回避のための“次の一手”
オフィス用品の通販業界で、価格競争が激化している。不況下での企業の経費削減の手短なターゲットがオフィス用品。その納入企業として顧客に選ばれるためには、値下げが欠かせないのだ。

第330回
ブルキナファソ大使に丸紅OB異色商社マンに託された資源外交
駐ブルキナファソの初代大使に丸紅出身の杉浦勉氏が選ばれた。資源外交の重要性が増すなかで、商社マンへの期待は高まるが、杉浦氏の専門は実はアート。異色商社マンが選ばれたのはなぜか?

第138回
野村のハイ・イールド債券投信人気の裏で問われる「販売姿勢」
野村證券が今年1月から販売している投資信託が、爆発的なヒットを記録している。人気の理由は、昨年末に米国ハイ・イールド債の価格が下落し、短期的な利回りが上昇したためだ。

第81回
田中 純文化の情動を冷徹に見通す実験者
表象文化論は、「表象」を起点に文学、芸術から政治、ポップカルチャーなど現代社会のあらゆる文化を学際横断的に批評し、文化の生産過程に創造的フィードバックを与えようと試みる新たな学問領域である。

第73回
フリーターを人材のリソースとしてとらえ、活用しようと松田元はアズを設立した。商談や受注など、法人営業活動をプロセス化し、必要とされる過程でのサポートを提供していく実践マーケティングの会社だ。

第329回
新型インフルでマスク需要急増それでも喜べないメーカーの事情
新型(豚)インフルエンザの影響でマスクの需要が爆発的に増えている。ところが、である。マスクメーカー幹部の顔色は思いのほか、さえない。じつはマスクは返品が認められている商品なのである。

第328回
JALとANAには死活問題羽田空港活用をめぐる神経戦
羽田空港は2010年10月に4本目の滑走路の供用が始まり、発着容量が1.4倍に拡大する。この新たに増える発着枠をめぐり、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が今、真っ向から対立している!

第137回
意外!?北米で唯一堅調なスバル他社の危機に乗じて販路拡大へ
阿鼻叫喚の北米自動車市場で、意外にも中堅メーカーの富士重工業(スバル)が堅調に販売を伸ばしている。スバルは新型フォレスターが奮闘。減少は1.5%にとどまり、北米工場は長期的な生産停止をせずにすんだ。

09/06/06/号
各社の経営状況をランキングで大分析!ゼネコン・不動産「崖っ縁決算」の行く末
長引く不況の影響で、ゼネコン・不動産業界の3月期決算は赤字や減益が続出し生ました。今週号の特集では、「崖っ縁」に置かれている彼らの苦境ぶりとその背景を詳しく取材し、今後の行く末を占います。

第71回
昨年末以降、中国政府は経済対策の一環として、金融緩和を強力に推し進めた。上意下達で1~3月の銀行貸し出しは急激に増加。だが実体経済の需要がないままばらまかれたマネーは、各面に歪みをもたらした。

第327回
「エコポイント特需」で賑わう家電量販店に広がるボーナス需要先食い懸念
エコポイント効果で近年稀に見る大商いに沸く家電量販店。だが、喜んでばかりもいられない。例年なら6月以降も続くボーナス需要を先食いしてしまった可能性もあるからだ。

第326回
倒産、事務所閉鎖ラッシュで中古家具オークションが活況
景気悪化により、オークションビジネスは活気づいている。しかしオークションに参加するバイヤーの心境は複雑。今は供給量があまりにも多く、需給が緩み、中古品価格は下落傾向にあるからだ。

第80回
鈴木大介武満徹が見出した歌う心の深さ
日本音楽界の巨星、武満徹が最後に見出した逸材である。武満はアルバムの完成を待つことなく、この世を去ったが、鈴木の“歌う”ギターはその遺志によく応え、歌う心の深さが新しい息吹を与えている。
