週刊ダイヤモンド編集部
第325回
仁義なき戦いとはこのことか。新型「プリウス」を発売したトヨタが、誰の目にもホンダ「インサイト」対策と分かる、米国流“比較広告”に打って出た。ホンダはどう応戦するのか?

第324回
変額年金保険の相次ぐ販売停止銀行窓販戦略の曲がり角
全国各地の金融機関に激震が走っている。これまで銀行などの窓口で大量に販売されてきた変額年金保険の新規販売を、相次いで停止、縮小する動きが保険会社のあいだに広がっているからだ!

第136回
自己資本規制の強化で直面みずほ「1兆円増資」の呪縛
みずほフィナンシャルグループは来年5月までに最大で6000億円の普通株を発行し、併せて、優先出資証券も約2000億円発行する方針を発表した。背景には、自己資本の健全性をめぐる規制強化の動きがある。

第135回
ホンダがハイブリッド車戦略前倒し次はCR-Z、フィットを先行投入
「ハイブリッド車戦略はすべて前倒しにする」と、ホンダはインサイトをはじめとしたハイブリッド車ラインナップ計画を見直し、新モデル投入時期を予定より早めてハイブリッド車の普及を加速させる。その内容とは、2010年前半にCR-Zをベースとした新型スポーツハイブリッドカーを、同年後半に低価格のフィット・ハイブリッドを立て続けに投入するというもの。昨年発表された計画ではフィット・ハイブリッドより先に行なわれる予定だったシビック・ハイブリッドのリニューアルについては時期を検討中だ。4月の国内新車登録台数では1万0481台を記録してハイブリッド車で初めて首位を飾ったホンダの「次の一手」とは?

第72回
今では、携帯電話も「一人1台」の時代だが、その新しく人口に膾炙した小さなメディアを活用して、これまで誰も考えなかったやり方で独自のビジネスを確立させつつある男がいる。

09/05/30/号
大不況が百貨店業界を直撃!大型再編劇の“覇者”を占う
これまで群雄割拠が続いていた百貨店業界では、わずかここ数年のあいだに大再編が繰り返されています。今後クライマックスを迎えるであろう大再編劇の“覇者”は、果たして誰か? その行方を占います。

第134回
am/pm・ローソン破談最大の要因はボタンの掛け違い
ローソンによるエーエム・ピーエム・ジャパン買収が白紙撤回された。買収後の「am/pm」ブランド維持に関して、商標権を持つ米エーエム・ピーエム・インターナショナルの合意を取り付けられなかったためだ。

第133回
アデランス株主総会を前に対決姿勢のスティールに誤算
アデランスホールディングスと、筆頭株主のスティール・パートナーズ・ジャパンによる委任状争奪戦が繰り広げられてきた。現時点では膠着状態が続いているが、今回は「スティールに分が悪い」という見方が優勢だ。

第10回
新生銀行とあおぞら銀行に経営統合の観測が高まっている。2010年度の統合を検討している模様で、実現すれば総資産は18兆円以上。中央三井トラスト・ホールディングスを上回って、国内6位に躍り出る。今回の統合交渉は、「金融庁が主導する救済策」との見方が強い。両行共に前期決算が経営健全化計画の目標を下回ったことから、金融庁は今後業務改善命令などの行政処分を行なう可能性がある。このような状況下、経営統合は急ピッチで前進するかもしれない。しかし、行く手にさまざまな難問が待ち構えている。

第323回
帰るもとどまるも地獄日系ブラジル人の憂鬱
全国に30万人以上いる日系ブラジル人。その多くが身の振り方を決められず、窮地に追い込まれている。このままでは、深刻な社会問題になる恐れがある。

第322回
新鋭マクラーレンに挑む双日過熱するベビーカーレース
英マクラーレンが主役のレースに総合商社の双日が参戦──。マクラーレンと聞いて、F1への新規参入かと勘違いする方もいるだろうが、じつはこれ、国内のベビーカー市場の話である。

第79回
岩隈久志取り戻した絆とエースの栄光
故障に泣き、幾度も戦線を離脱し、「ガラスのエース」と呼ばれるようになった。来シーズンを約束できないエースに、チームリーダーの山崎武司が納会の席で声をかけた。「来年はお前、だからな」。

第321回
冷えすぎ防止効果に医学的お墨付き!家電版"トクホ"第1号はシャープのエアコン
「癒し快適エビデンス推奨マーク」なるものをご存じだろうか。たとえるならば、家電版の特定保健用食品マークだ。記念すべき最初のお墨付きは、シャープのエアコンに与えられた。

第320回
反対農家への放火事件に発展宮崎の税金ムダづかい事業
宮崎県で今、「どげんかせんといかん」重大事が起きている。「尾鈴地区土地改良事業」をめぐり、放火事件が発生した。放火の数日前には「邪魔するな」と書かれた脅迫状が届き、警察に相談していた。

第132回
医療費の自己負担額を保障明治安田の意気込みとリスク
保険金不払い問題の一因でもあったわかりにくい商品設計。複雑さを極力排除した新商品、終身入院保険を明治安田生命保険が発表し、話題を呼んでいる。

第71回
屋外店舗のクレープ屋「モミ&トイズ」は、平日の日中でも客足は途絶えず、1日1000個以上のクレープが飛ぶように売れていく。そのクレープの人気の秘密は、「とろける生地」にある。

第319回
“夢”の照明、白色LEDの市場拡大に待ち受ける落とし穴
LED(発光ダイオード)照明の市場が活況を呈している。特にこの3年、白熱灯に代わるダウンライトなどが企業や家庭に急速に浸透してきた。ところが、そのLED照明は、まだ蛍光灯の性能に達していない。

第318回
「何島返還してほしいのか?」北方領土問題の解決を阻む日本側の混乱
「日本はいったい、何島返してほしいのだろう」──。意外にも、ロシアトップの本音は、こんな素朴なものなのかもしれない。ロシア側からすれば、日本政府の考えていることがサッパリ理解できない。

第70回
もともと、中古品小売りは安価な値づけで商品を販売するため、不況に強い。そのうえ、昨今の“もったいない”ブームなどで、中古品の売り買いに対する消費者の抵抗感が薄れているようだ。

09/05/23/号
かんぽの宿だけじゃない!日本郵政の“暗部”をえぐる大特集
今週の週刊ダイヤモンドの特集は「日本郵政の暗部」。政財界を巻き込んで揺れに揺れている「西川社長引責辞任騒動」の詳報をお伝えしています。知られざる事実を炙り出す「必見スクープ」をご一読あれ!
