
2011.12.21
タダ乗り問題の本質は、個人ではなく組織にあり!フリーライダーを罰するよりも「出さない仕掛け」を
今や「タダ乗り」に対する世間の目は、以前とは比べ物にならないほど厳しくなっている。最終回は、タダ乗り社員を罰するのではなく、始めから出さないためにはどうしたらいいかを改めて考えてみよう。それは、タダ乗り問題の本質を問うことになる。
(株)道(タオ)代表取締役社長
2011.12.21
今や「タダ乗り」に対する世間の目は、以前とは比べ物にならないほど厳しくなっている。最終回は、タダ乗り社員を罰するのではなく、始めから出さないためにはどうしたらいいかを改めて考えてみよう。それは、タダ乗り問題の本質を問うことになる。
2011.12.7
オリンパスや大王製紙などの有名企業で、経営者による深刻な不祥事が相次いでいる。その背景には、企業が陥りかねない普遍的なリスクが潜んでいる。それは「権威のリスク」と「集団のリスク」だ。タダ乗り経営者の出現をどうやって防いだらいいのか…
2011.11.9
新進気鋭のコンサル会社「コーチングアワセルヴス」の創始者であり、高名な経営学者ヘンリー・ミンツバーグの義理の息子でもあるフィル・レニール氏と過ごした。かつて「不機嫌な職場」に悩んだ彼が、義理の父から得た「開眼の経営論」とは。
2011.10.26
企業で「タコつぼ型職場」が増えるなか、まじめに仕事をする社員とタダ乗りしようとする社員の間で「心の格差」が広がっている。企業が社員のボランティア精神を高める上で本当に必要なことは、「知育」よりも「徳育」を重視することだ。
2011.10.12
職場に迷惑をかける傍若無人な社員は、えてして「タダ乗り」扱いされ、排除されがちだ。しかし、そんな社員たちが突出した才能を持っている場合もある。日本企業と違い、米国企業では彼らをうまく組織に取り込む「人材活用」が重視されてきた。
2011.9.28
若手社員を「お客さん」扱いする企業が増えている。過剰サービス会社は、求め、甘え、頼ることに慣れ切った社員を増殖させる。その典型例が、根拠もなく「他人はバカだ」「自分はデキる」と信じて周囲と軋轢を起こす「クラッシャー型社員」である。
2011.9.14
仕事をせずに高待遇を貪る社員が多いと、職場は「フリーライダー化の連鎖」に陥り、崩壊する。そうならないためには、社員が自分と会社との「フェアな交換」を自覚することが重要だ。実はそのヒントが、京都の鈴虫寺で日々行なわれる説法にあった。
2011.8.31
世の中には、部下に仕事を任せる上司と、仕事を投げるだけの上司がいる。前者は部下に信頼され、後者は「タダ乗り上司」として部下に嫌われる。その差はまさに「紙一重」である。本当のリーダーシップを発揮するためには、どうしたらよいのか。
2011.8.17
世の中には、社員に「タダ乗りしよう」と思わせてしまう職場と、そう思わせない職場がある。タダ乗り社員を生まない職場は、社員に多くの「心理的報酬」を与えている。心理的報酬が充実した、「魅力ある職場」の3大条件を考えてみよう。
2011.8.3
「あいつはフリーラーダーではないか」という誤認が広まりがちな日本の職場。大震災を機に、つながり力を取り戻すことの重要性が再認識されている。それをブームで終わらせないためには、どうすればよいのか?
2011.7.20
“ゆとり世代”は、上司や先輩から「使えない」と評価されることが多いようだ。それは本当だろうか。そもそも世代間協力が崩壊した企業社会の中で、人を育て、実らせるための努力はなされているだろうか。先人の教えを基に考えてみたい。
2011.7.6
若くて優秀な部下のやる気をみるみる奪い去ってしまうリーダー、それが「暗黒フォース型上司」である。厄介なのは、そんな彼らが「管理職の仕事をきちんとしている」と勘違いしていることだ。職場を覆う負のオーラの正体を探る。
2011.6.22
産学協同の研究会では、オフィスで「タダ乗り」を防ぐ研究が進められている。目下のところ、やってみなければわからないのが現状だが、すでにそれを実現している企業もある。その1つが、スティーブ・ジョブズ率いるピクサー社だ。
2011.6.8
新人が入社すると、決まって社内で盛り上がるのが「今どきの若者」に対する批評である。日本企業では、今も昔も新人全般を「タダ乗り社員」と見なす風潮がある。しかし、上司が若かった頃と比べて今の新人が劣っていることなど、決してない。
2011.5.25
自分の仕事に付加価値をつけようとせず、言われたことだけこなす若手社員が増殖しているという。彼らは「フリーライダー」と言えるだろうか。草食系なのかタダ乗りなのか「ビミョーな社員」が増える理由は、社員に対する企業のインセンティブ構造が…
2011.5.11
米国帰りで就業経験がない30代の女性を社長に就任させ、会社を経営させる――。私が参加するこのプロジェクトの目的は、フリーライダーを生み出す「社会構造の壁」を崩すというものだ。今回は、この試みの成果をご紹介しよう。
2011.4.27
原発事故への対応が遅れた背景には、政府―東電、政府―国民、東電―国民といった三者三様の「不信のトライアングル」が見て取れる。とりわけ政府―国民間の不信が大きい理由は、リーダーがリスク下の意思決定に失敗したためだ。
2011.4.13
前回に続き、欧米で著名な南極探検家・シャクルトンを例に挙げ、東日本大震災後の日本人に求められる「危機下のリーダーシップ」を考察しよう。日本の危機対応は、なぜリーダーではなく「現場力」に頼り切りなのか?
2011.4.6
東日本大震災では、政府や東京電力の危機管理能力に疑問符がついた。危機的な状況下で求められるリーダーシップとは、どんなものか? 欧米で「最高のリーダー」と称される南極探検家・シャクルトンのケースを基に考察しよう。
2011.3.9
「40代のバブル上司」と言えば、いまやタダ乗り社員の典型のように言われることが多い。そのことで、閉塞感を感じる40代もいるだろう。彼らは本当にフリーライダーなのか? 一度、原点に立ち戻って考えてみる必要がある。
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