河合太介

河合太介

(株)道(タオ)代表取締役社長
ワトソンワイアットを経て、「人と組織のマネジメント研究所」(株)道(タオ)を設立。ベストセラーとなった『ニワトリを殺すな』をはじめ、『デビルパワー エンジェルパワー』『育ちのヒント』(共に幻冬舎)など著書多数。慶応丸の内シティーキャンパス客員ファカルティー。
第43回・最終回
タダ乗り問題の本質は、個人ではなく組織にあり!フリーライダーを罰するよりも「出さない仕掛け」を
河合太介,渡部 幹
今や「タダ乗り」に対する世間の目は、以前とは比べ物にならないほど厳しくなっている。最終回は、タダ乗り社員を罰するのではなく、始めから出さないためにはどうしたらいいかを改めて考えてみよう。それは、タダ乗り問題の本質を問うことになる。
タダ乗り問題の本質は、個人ではなく組織にあり!フリーライダーを罰するよりも「出さない仕掛け」を
第42回
暴走する“タダ乗り経営者”に泣かされる社員たちオリンパスや大王製紙に学ぶ「権威と集団のリスク」
河合太介,渡部 幹
オリンパスや大王製紙などの有名企業で、経営者による深刻な不祥事が相次いでいる。その背景には、企業が陥りかねない普遍的なリスクが潜んでいる。それは「権威のリスク」と「集団のリスク」だ。タダ乗り経営者の出現をどうやって防いだらいいのか。
暴走する“タダ乗り経営者”に泣かされる社員たちオリンパスや大王製紙に学ぶ「権威と集団のリスク」
第41回
コーチングアワセルヴス創始者も悩んだ「最悪の職場」気鋭のコンサルを目覚めさせたミンツバーグの経営論
河合太介,渡部 幹
新進気鋭のコンサル会社「コーチングアワセルヴス」の創始者であり、高名な経営学者ヘンリー・ミンツバーグの義理の息子でもあるフィル・レニール氏と過ごした。かつて「不機嫌な職場」に悩んだ彼が、義理の父から得た「開眼の経営論」とは。
コーチングアワセルヴス創始者も悩んだ「最悪の職場」気鋭のコンサルを目覚めさせたミンツバーグの経営論
第40回
タコつぼ型職場の増殖が生み出す「心の格差社会」企業が取り組むべき“知育”より大切な“徳育”とは?
河合太介,渡部 幹
企業で「タコつぼ型職場」が増えるなか、まじめに仕事をする社員とタダ乗りしようとする社員の間で「心の格差」が広がっている。企業が社員のボランティア精神を高める上で本当に必要なことは、「知育」よりも「徳育」を重視することだ。
タコつぼ型職場の増殖が生み出す「心の格差社会」企業が取り組むべき“知育”より大切な“徳育”とは?
第39回
フリーライダーも使い方次第で“類まれな戦力”に!迷惑社員を排除せず、組織に取り込む「人材活用術」
河合太介,渡部 幹
職場に迷惑をかける傍若無人な社員は、えてして「タダ乗り」扱いされ、排除されがちだ。しかし、そんな社員たちが突出した才能を持っている場合もある。日本企業と違い、米国企業では彼らをうまく組織に取り込む「人材活用」が重視されてきた。
フリーライダーも使い方次第で“類まれな戦力”に!迷惑社員を排除せず、組織に取り込む「人材活用術」
第38回
過剰サービス職場が生む「クラッシャー型タダ乗り社員」求め、甘え、頼ることに慣れた若手をどう育てるか?
河合太介,渡部 幹
若手社員を「お客さん」扱いする企業が増えている。過剰サービス会社は、求め、甘え、頼ることに慣れ切った社員を増殖させる。その典型例が、根拠もなく「他人はバカだ」「自分はデキる」と信じて周囲と軋轢を起こす「クラッシャー型社員」である。
過剰サービス職場が生む「クラッシャー型タダ乗り社員」求め、甘え、頼ることに慣れた若手をどう育てるか?
第37回
分不相応の高待遇が生む「フリーライダー化の連鎖」鈴虫寺の僧侶が説く“フェアな交換”を自覚するヒント
河合太介,渡部 幹
仕事をせずに高待遇を貪る社員が多いと、職場は「フリーライダー化の連鎖」に陥り、崩壊する。そうならないためには、社員が自分と会社との「フェアな交換」を自覚することが重要だ。実はそのヒントが、京都の鈴虫寺で日々行なわれる説法にあった。
分不相応の高待遇が生む「フリーライダー化の連鎖」鈴虫寺の僧侶が説く“フェアな交換”を自覚するヒント
第36回
一歩間違えれば部下のやる気を奪う「タダ乗り上司」仕事を“任せる”ことと“投げる”ことの決定的な違い
河合太介,渡部 幹
世の中には、部下に仕事を任せる上司と、仕事を投げるだけの上司がいる。前者は部下に信頼され、後者は「タダ乗り上司」として部下に嫌われる。その差はまさに「紙一重」である。本当のリーダーシップを発揮するためには、どうしたらよいのか。
一歩間違えれば部下のやる気を奪う「タダ乗り上司」仕事を“任せる”ことと“投げる”ことの決定的な違い
第35回
だからあなたの会社は“タダ乗り”される!社員をやる気にさせる「魅力的な職場」の3大条件
河合太介,渡部 幹
世の中には、社員に「タダ乗りしよう」と思わせてしまう職場と、そう思わせない職場がある。タダ乗り社員を生まない職場は、社員に多くの「心理的報酬」を与えている。心理的報酬が充実した、「魅力ある職場」の3大条件を考えてみよう。
だからあなたの会社は“タダ乗り”される!社員をやる気にさせる「魅力的な職場」の3大条件
第34回
震災後の「絆の再認識」はブームで終わっていないか?タダ乗りと無縁の企業に学ぶ“センターピン”の倒し方
河合太介,渡部 幹
「あいつはフリーラーダーではないか」という誤認が広まりがちな日本の職場。大震災を機に、つながり力を取り戻すことの重要性が再認識されている。それをブームで終わらせないためには、どうすればよいのか?
震災後の「絆の再認識」はブームで終わっていないか?タダ乗りと無縁の企業に学ぶ“センターピン”の倒し方
第33回
ゆとり世代が“タダ乗り”呼ばわりされるのはなぜ?「世代間協力」が断絶した社会に贈る山本五十六の名言
河合太介,渡部 幹
“ゆとり世代”は、上司や先輩から「使えない」と評価されることが多いようだ。それは本当だろうか。そもそも世代間協力が崩壊した企業社会の中で、人を育て、実らせるための努力はなされているだろうか。先人の教えを基に考えてみたい。
ゆとり世代が“タダ乗り”呼ばわりされるのはなぜ?「世代間協力」が断絶した社会に贈る山本五十六の名言
第32回
“暗黒フォース型上司”が部下のやる気を奪い去る!『スター・ウォーズ』に見るリーダーシップの大いなるミス
河合太介,渡部 幹
若くて優秀な部下のやる気をみるみる奪い去ってしまうリーダー、それが「暗黒フォース型上司」である。厄介なのは、そんな彼らが「管理職の仕事をきちんとしている」と勘違いしていることだ。職場を覆う負のオーラの正体を探る。
“暗黒フォース型上司”が部下のやる気を奪い去る!『スター・ウォーズ』に見るリーダーシップの大いなるミス
第31回
「タダ乗りを防ぐオフィス」は本当につくれるか?スティーブ・ジョブズに学ぶ“連帯”を生み出す仕掛け
河合太介,渡部 幹
産学協同の研究会では、オフィスで「タダ乗り」を防ぐ研究が進められている。目下のところ、やってみなければわからないのが現状だが、すでにそれを実現している企業もある。その1つが、スティーブ・ジョブズ率いるピクサー社だ。
「タダ乗りを防ぐオフィス」は本当につくれるか?スティーブ・ジョブズに学ぶ“連帯”を生み出す仕掛け
第30回
「いまどきの若者」は本当に考え方が浅いのか?新入社員を“タダ乗り”扱いする日本企業の根強い偏見
河合太介,渡部 幹
新人が入社すると、決まって社内で盛り上がるのが「今どきの若者」に対する批評である。日本企業では、今も昔も新人全般を「タダ乗り社員」と見なす風潮がある。しかし、上司が若かった頃と比べて今の新人が劣っていることなど、決してない。
「いまどきの若者」は本当に考え方が浅いのか?新入社員を“タダ乗り”扱いする日本企業の根強い偏見
第29回
草食系社員は本当にフリーライダーなのか?企業を悩ませる「ビミョーな若者」が増殖する背景
河合太介,渡部 幹
自分の仕事に付加価値をつけようとせず、言われたことだけこなす若手社員が増殖しているという。彼らは「フリーライダー」と言えるだろうか。草食系なのかタダ乗りなのか「ビミョーな社員」が増える理由は、社員に対する企業のインセンティブ構造が変化したためだ。
草食系社員は本当にフリーライダーなのか?企業を悩ませる「ビミョーな若者」が増殖する背景
第28回
就業経験がない30代女性をいきなり社長に抜擢!?フリーライダーを生む「構造の壁」を崩すプロジェクト
河合太介,渡部 幹
米国帰りで就業経験がない30代の女性を社長に就任させ、会社を経営させる――。私が参加するこのプロジェクトの目的は、フリーライダーを生み出す「社会構造の壁」を崩すというものだ。今回は、この試みの成果をご紹介しよう。
就業経験がない30代女性をいきなり社長に抜擢!?フリーライダーを生む「構造の壁」を崩すプロジェクト
第27回
原発事故の対応を遅らせた「不信のトライアングル」リスク下で信頼を得る意思決定と、失う意思決定の違い
河合太介,渡部 幹
原発事故への対応が遅れた背景には、政府―東電、政府―国民、東電―国民といった三者三様の「不信のトライアングル」が見て取れる。とりわけ政府―国民間の不信が大きい理由は、リーダーがリスク下の意思決定に失敗したためだ。
原発事故の対応を遅らせた「不信のトライアングル」リスク下で信頼を得る意思決定と、失う意思決定の違い
第26回
“緊急時フリーライダー” にならないために(2)震災の危機対応はなぜ“現場力”に頼り切りなのか?信頼不足・説明不足のリーダーが「今とるべき行動」
河合太介,渡部 幹
前回に続き、欧米で著名な南極探検家・シャクルトンを例に挙げ、東日本大震災後の日本人に求められる「危機下のリーダーシップ」を考察しよう。日本の危機対応は、なぜリーダーではなく「現場力」に頼り切りなのか?
“緊急時フリーライダー” にならないために(2)震災の危機対応はなぜ“現場力”に頼り切りなのか?信頼不足・説明不足のリーダーが「今とるべき行動」
第25回
“緊急時フリーライダー” にならないために(1)南極探検家シャクルトンに学ぶ「危機のリーダーシップ」究極の遭難からなぜ全隊員を生還させることができたか
河合太介,渡部 幹
東日本大震災では、政府や東京電力の危機管理能力に疑問符がついた。危機的な状況下で求められるリーダーシップとは、どんなものか? 欧米で「最高のリーダー」と称される南極探検家・シャクルトンのケースを基に考察しよう。
“緊急時フリーライダー” にならないために(1)南極探検家シャクルトンに学ぶ「危機のリーダーシップ」究極の遭難からなぜ全隊員を生還させることができたか
第24回
タダ乗り扱いされる「40代バブル上司」の閉塞感自分の“原点CAN”を洗い出し、偏見に逆襲せよ!
河合太介,渡部 幹
「40代のバブル上司」と言えば、いまやタダ乗り社員の典型のように言われることが多い。そのことで、閉塞感を感じる40代もいるだろう。彼らは本当にフリーライダーなのか? 一度、原点に立ち戻って考えてみる必要がある。
タダ乗り扱いされる「40代バブル上司」の閉塞感自分の“原点CAN”を洗い出し、偏見に逆襲せよ!
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養