池上正樹

ジャーナリスト

通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり
」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの
かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河
出新書)  他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ
スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何
が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも
り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会
委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』

第84回
ライブトーク『ひきこもりたちの東日本大震災』開催カミングアウトまで飛び出した引きこもりや母親の心情
池上正樹
10月16日、被災地支援を目的にしたライブトーク『ひきこもりたちの東日本大震災』を開催した。当日は100人ほどの参加者が集まったが、驚いたのは引きこもり当事者が自らカミングアウトしたり、参加者同士のつながりが生まれていたことだ。
ライブトーク『ひきこもりたちの東日本大震災』開催カミングアウトまで飛び出した引きこもりや母親の心情
第83回
震災を機に「悪化した人」、「社会復帰できた人」引きこもりの命運を分けた家族の言葉と行動
池上正樹
人や社会とつながりをもてずに生活していた引きこもりの人たちは、東日本大震災からどのような影響を受けたのか。実は、震災を機に症状がさらに悪化した人と、反対に社会復帰している人とに分かれていることが取材でわかった。
震災を機に「悪化した人」、「社会復帰できた人」引きこもりの命運を分けた家族の言葉と行動
第82回
震災時、「引きこもり」はどんな気持ちだったか“生還した息子”の母が語る大津波から逃げなかった理由
池上正樹
人や社会とつながりをもてずに暮らしてきた「引きこもり」の人たちは、東日本大震災のとき、どうしていたのだろう。今回は、家の2階から出て来られず、津波に飲み込まれたものの、奇跡的に生還した当事者の話を紹介したい。
震災時、「引きこもり」はどんな気持ちだったか“生還した息子”の母が語る大津波から逃げなかった理由
第81回
引きこもりが極限のサバイバル生活で大活躍!津波で4日間孤立したクリニックで起きた奇跡
池上正樹
東日本大震災後、引きこもりなどの外来利用者や近隣住民が逃げ遅れて取り残され、4日間にわたって孤立していた精神科クリニックがある。実はこの間、引きこもり当事者たちがスタッフを手伝って、近隣住民の面倒を見ていたという。
引きこもりが極限のサバイバル生活で大活躍!津波で4日間孤立したクリニックで起きた奇跡
第80回
ともに生き残るか、それとも一緒に死ぬか――大津波の犠牲になった引きこもり母子「究極の選択」
池上正樹
あの大震災から、9月11日で半年を迎える。家から出られないタイプの引きこもりのなかには、大津波来襲を知りながら、家から出られず、亡くなった人たちがいる。彼らとその母親は大津波を前にどんな最期を迎えていたのか。
ともに生き残るか、それとも一緒に死ぬか――大津波の犠牲になった引きこもり母子「究極の選択」
第79回
金融再編で不機嫌になる職場、野放図なバブル世代に疲弊した就職氷河期世代たち
池上正樹
90年代後半に起きた金融再編のうねり。その現場で働いていた就職氷河期世代は、合併などにより“不機嫌な職場”にて仕事をせねばならなくなった。しかし、彼らの先輩であるバブル世代は、そんな環境でも要領よく生き延びているようだ。
金融再編で不機嫌になる職場、野放図なバブル世代に疲弊した就職氷河期世代たち
第78回
「自分もいつ、引きこもるか分からない――」就職氷河期世代を襲う“自己否定感”の正体
池上正樹
社会には出ていても、自分もいつ、自信を失って、引きこもるかわからない。そんな不安定な気持ちは、就職氷河期世代の多くの人たちの間に共有されているように思える。なぜ、彼らはこれほどまで自己否定感に襲われるのか。
「自分もいつ、引きこもるか分からない――」就職氷河期世代を襲う“自己否定感”の正体
第77回
いまや就職氷河期世代が引きこもりの中核に!存在を顕在化させた“バブル崩壊の罪”
池上正樹
ここ最近、社会に適応できない「新たな引きこもり層」が大量に生まれている。もはや引きこもり全体に占める社会人経験者は、半数を超えた。一体なぜ、大人の引きこもりの存在がこれほど浮き彫りになってしまったのか。
いまや就職氷河期世代が引きこもりの中核に!存在を顕在化させた“バブル崩壊の罪”
第76回
「引きこもり家族会」役員の子どもの多くはなぜ社会復帰することができたのか
池上正樹
引きこもりの子どもに対して、「子どもが動き出すのを待ちましょう」と言われたことがあった。しかし、待っていても何も始まらない。「引きこもり家族会」役員の子どもの多くが社会復帰できたというように、親たちが動き、変わることが重要だ。
「引きこもり家族会」役員の子どもの多くはなぜ社会復帰することができたのか
第75回
発達障害の大人たちが持つ“隠れた才能”と“不器用な優しさ”
池上正樹
発達障害を持つ人々は、周囲と円滑なコミュニケーションを取ることができず、社会に出ていくことが難しいケースが多い。しかしその反面、彼らはある分野における優れた才能や心優しい性格を併せ持つことも少なくないようだ。
発達障害の大人たちが持つ“隠れた才能”と“不器用な優しさ”
第74回
貧困、いじめが過激な思想を生むきっかけに…引きこもりを追い詰める過去のトラウマの重さ
池上正樹
引きこもり支援において、相談先の窓口に「当事者」がいることは家族や本人たちにとって敷居を低くするため、非常に重要なことだ。しかし、逆に相談を受ける当事者は、自分のトラウマを思い起こし、追い詰められてしまうリスクも伴っている。
貧困、いじめが過激な思想を生むきっかけに…引きこもりを追い詰める過去のトラウマの重さ
第73回
4人に1人以上が発達障害!?引きこもる大人たちが働けない本当の理由
池上正樹
「発達障害」と、高年齢化、長期化する引きこもりとの関連性が、調査報告によって明らかになった。調査からは、不登校の延長というイメージと違い、半数以上が就労してから職場不適応を起こす“新たな引きこもり層”の存在も伺い知ることができる。
4人に1人以上が発達障害!?引きこもる大人たちが働けない本当の理由
第72回
「引きこもりゼロの社会」はつくれる!?当事者の多くを社会復帰させた企業の秘密
池上正樹
『ひきこもりゼロの社会はつくれる』――。そう言い切るのは、「引きこもり」など、一見、就業が困難と思われる人たちも積極的に採用してきたアイエスエフネットの渡邉社長だ。一体、どのように彼らを採用・育成してきたのだろうか。
「引きこもりゼロの社会」はつくれる!?当事者の多くを社会復帰させた企業の秘密
第71回
地下鉄サリン事件を機に「そううつ病」へ退職や離婚も余儀なくされた被害者の過酷な人生
池上正樹
新潟県に住む「いっしー」さんは、1995年に起きた地下鉄サリン事件を機に、当時勤めていた都内の大手ビル管理会社を退職。その後、休職を繰り返し、妻と離婚するなど、不安定な生活状態に陥った。そして、さらに彼に追い打ちをかける出来事が発生する。
地下鉄サリン事件を機に「そううつ病」へ退職や離婚も余儀なくされた被害者の過酷な人生
第70回
震災当日から無償で心のケアを開始カウンセラーが見た被災者の3月11日と今
池上正樹
自ら被災しながらお年寄りや子どもなどのケアを続ける人が被災地にはたくさんいる。カウンセラーの蜂屋美子さんもそんな1人。彼女は震災で落下した天井の下敷きになりながらも、直後から無償でカウンセリングを開始した。
震災当日から無償で心のケアを開始カウンセラーが見た被災者の3月11日と今
第69回
「深海魚を釣るような感覚」がカギ!?震災時にも活きた脱・引きこもりの“仕掛け”
池上正樹
3月11日の東日本大震災をきっかけに、被災地の引きこもり当事者が、自ら支援を求めて相談に訪れたり、家族との団欒の時間を持ち始めている。それには、家族などが施した“ある仕掛け”が重要な役割を果たしているようだ。
「深海魚を釣るような感覚」がカギ!?震災時にも活きた脱・引きこもりの“仕掛け”
第68回
被災地の引きこもりが部屋、家を出るケースが多数!震災を機に家族団欒が復活した理由
池上正樹
大震災を機に、親が引きこもっている息子に「大変!」「早く!」などと声をかけたら、息子は部屋から出てきて、その後、親や兄弟と一緒に過ごすようになった――。今回は、そんな家族団欒が復活した話を紹介したい。
被災地の引きこもりが部屋、家を出るケースが多数!震災を機に家族団欒が復活した理由
第67回
「被災者」や「認知症のお年寄り」のケアを通じて社会復帰する引きこもりに秘められた力
池上正樹
被災地では、震災を機にボランティア活動のために外に出る引きこもりの人たちが少なくない。誰かを助けたい気持ちが彼らを回復に導くのだが、被災者の支援だけでなく、平常時でも認知症のお年寄りのケアを通じて社会復帰を遂げた当事者がいる。
「被災者」や「認知症のお年寄り」のケアを通じて社会復帰する引きこもりに秘められた力
第66回
引きこもりとその母親をより追い詰めた被災地の「地域性の強さ」
池上正樹
被災地の東北では地域性が強いために、子どもが引きこもりになれば、当事者だけでなく、家族まで伏せてしまうことがあるという。とくに母親は、夫やその両親から責められることいなり、辛い思いをしている人が少なくない。
引きこもりとその母親をより追い詰めた被災地の「地域性の強さ」
第65回
「子どもを置いて自分だけ逃げられない」自宅に留まり津波の犠牲になった引きこもりと母親たち
池上正樹
被災地に住む引きこもりの人たちはいま、どんな状況にあるのだろうか。震災で大きな被害を受けた岩手県宮古市にある「みやこ若者サポートステーション」を訪ねると、現状はもちろんのこと、犠牲になった方々のことも知ることができた。
「子どもを置いて自分だけ逃げられない」自宅に留まり津波の犠牲になった引きこもりと母親たち
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