株式会社グロービス
最終回
交渉を構造的に把握できるようになると、思考のスピードアップや考え漏れの排除につながり、生産性が劇的に向上する。交渉のさまざまな類型を知ることも、生産性を上げるために有効だ。

第24回
交渉の巧拙は、個人や企業の将来を直接左右する重要な要素だ。優れた交渉者になるためには、交渉を構造的・科学的にとらえ、交渉の参加者双方が満足できる妥結点を探る作業が不可欠である。

第23回
ゲームに臨むプレイヤーが第1にすべきことは、そのゲームの本質を見極めることだ。自分が直面するゲームがどの類型に属するかにより、とるべき戦略も異なってくる。

第22回
ゲーム理論とは、当事者が互いに影響を及ぼしあう状況で自分の利益を追求する考え方だ。ゲーム理論は経営や交渉の戦略を考えるときのフレームワークとして役立つ。

第21回
市場の動向に対応するために、取引情報や市場情報を分析し、戦略に反映させなくてはならない。それには情報を収集、加工、分析する情報リテラシーが不可欠である。

第20回
情報利用の可能性が広がり、ビジネスにも大きな影響を与えている。ITを導入する過程では、運用する「人」への影響にも配慮しなくてはならない。

第19回
企業経営におけるITの活用はさまざまに進展してきた。最近ではインターネットやブロードバンドなどの発展によって、ITの活用は新しい局面を迎えている。

第18回
企業の競争優位確立のために、ITの戦略的導入、意思決定などの正確・効率性を高めることは不可欠であり、ITの戦略的活用にはCIOの役割が重要になる。

第17回
人・組織のマネジメントには、部下の管理やリーダーシップなどを扱う組織行動学と、人員配置や評価制度などを扱う人的資源管理という2つの領域がある。両者の具体的な施策間で整合性を図ることが重要だ。

第16回
人・組織のマネジメントは、経営理念やビジョン、経営戦略との整合性を図ることが重要だ。また、外部環境からの影響に留意しながら、柔軟に対応することが求められる。

第15回
人・組織のマネジメントは、戦略目標の達成という企業の目的と、生活維持や自己実現などの個人の目的とをうまく適合させ、競争優位の源泉を築くことを目指している。

第14回
ファイナンスでは、資産の価値を「その資産が将来生み出すキャッシュフローの現在価値」としてとらえる。キャッシュフローの現在価値を算出するときに用いるのが、DCF法(割引キャッシュフロー法)である。

第13回
ファイナンスでは、「金銭には時間的価値がある」、つまり「今日の1円は明日の1円よりも価値がある」と考える。将来のある金額と同等の価値がある今日の金額のことを、(将来のある金額の)現在価値と言う。

第12回
ファイナンス理論は大きく、投資理論と企業金融理論の2分野で構成されている。前者は余剰資金の運用に関する理論であり、後者は金融市場からの資金調達に関する理論である。

第11回
企業経営における財務の役割は、経営目標の実現のために、どのような投資対象にいくら投資するか、どのような手段で必要な資金を調達するか、を判断し実行することである。

第10回
財務諸表は企業活動における企業の財務状態や業績、その変化を示したものだ。財務諸表の中で要となるのが、損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書だ。

第9回
アカウンティングは「企業は永遠に継続するもの」という前提に基づき、人為的に区切った会計期間を用いて経営成績を把握する。その結果、実際の現金の収入・支出と会計上の収益・費用の認識との間にズレが生じる。

第8回
アカウンティングには、外部ステークホルダー向けの財務会計/税務会計と、内部向けの管理会計がある。

第7回
企業の経済活動を映す鏡であるアカウンティングは、ステークホルダーに対して説明責任を果たすことを目的としている。情報の非対称性を軽減するためにも、ディスクロージャー(情報開示)は企業の責務である。

第5回
企業活動の原点にあるのは顧客。顧客との接点となるマーケティングは、生産や営業、開発、財務、人事などの機能を統合する役割を担っている。
