真壁昭夫

真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第459回
中国の覇権主義は底堅い経済を背景にますます強固化する
真壁昭夫
中国経済が底堅い。その裏には、習近平の権力基盤強化の狙いがありそうだ。習近平は“中華思想”(漢民族が世界の中心となって繁栄を謳歌する)の考えに基づき、中国の存在感を内外に誇示しようともするだろう。
中国の覇権主義は底堅い経済を背景にますます強固化する
第458回
韓国経済は政治と癒着した「縁故資本主義」から脱却できるか
真壁昭夫
9日には、韓国国会は朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案を可決した。一方、国会では大統領と財閥の癒着問題をはじめ、スキャンダルの全貌を解明する動きが進んでいる。
韓国経済は政治と癒着した「縁故資本主義」から脱却できるか
第457回
仏でルペン大統領誕生ならEU離脱から世界経済大混乱も
真壁昭夫
当面、世界の投資家や政治・経済の専門家の注目を集めるのがフランス大統領選挙だ。極右政党である国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首への人気も根強く、まさかのルペン大統領が誕生する可能性もありうる。
仏でルペン大統領誕生ならEU離脱から世界経済大混乱も
第456回
ゆがむ韓国経済、財閥偏重の「疑似資本主義」が迎えた限界
真壁昭夫
韓国国民の怒りは、単純に大統領のスキャンダルだけが原因ではないだろう。これまで長く蓄積されてきた韓国の経済・社会の構造的な問題に対する不満が、朴大統領のスキャンダルをきっかけに爆発したと見るべきだ。
ゆがむ韓国経済、財閥偏重の「疑似資本主義」が迎えた限界
第455回
「良いトランプ」しか見ていない金融市場の危うさ
真壁昭夫
“トランプノミクス”に期待し、世界経済の先行きに強気な投資家が増えている。しかし、トランプ氏が「良いトランプ」に変身できなければ、米国のみならず世界経済の足を引っ張ることになりかねない。
「良いトランプ」しか見ていない金融市場の危うさ
第454回
トランプ氏は過去4度も破産申請、経営手腕に問題はないか
真壁昭夫
トランプ政権下で、実際にどのような政策が進むか予見することは難しく、未知な部分が多い大統領が誕生する。米国民はまさに大きな賭けを打ったといえるかもしれない。
トランプ氏は過去4度も破産申請、経営手腕に問題はないか
第453回
韓国の歴代政権は、なぜ懲りずにスキャンダルを繰り返すのか
真壁昭夫
韓国の朴大統領の支持率が急低下している。大統領が機密情報などを親しい友人に渡していたという、政治スキャンダルが発覚し社会を揺るがしている。政権基盤は揺らいでおり、国政の不安定感が急速に高まっている。
韓国の歴代政権は、なぜ懲りずにスキャンダルを繰り返すのか
第452回
親中・反米だが親日家、比ドゥテルテ大統領との付き合い方
真壁昭夫
ドゥテルテ大統領の横暴とも見える態度は、反米、親中等の方針を使い分け、大国からインフラ投資や防衛面での有利な条件を引き出すための演出との見方は多い。日本はどう付き合うべきなのか。
親中・反米だが親日家、比ドゥテルテ大統領との付き合い方
第451回
なぜTwitterの身売り交渉は行き詰まっているのか
真壁昭夫
「注目の的」のスター企業であっても、需要者側の速い変化に対応できないと生き残ることが出来ないことだ。スター企業であったTwitterの買い手は、今のところ現れていない。
なぜTwitterの身売り交渉は行き詰まっているのか
第450回
可能性ゼロではない「トランプ大統領」がもたらす大混乱
真壁昭夫
11月8日の米大統領選では、圧倒的にクリントン氏が有利とされているが、選挙には想定外の結果がつきものであり、トランプ氏当選の可能性を完全に排除することはできない。
可能性ゼロではない「トランプ大統領」がもたらす大混乱
第449回
「ドイツ銀ショック」の懸念、リーマンショックの再来となるか
真壁昭夫
ドイツ銀行の株価の動向について、金融市場の専門家の間でも様々な観測が飛び交っている。ドイツ銀行の経営悪化によって、リーマンショックのような世界的な金融危機が再発するとの見方もある。
「ドイツ銀ショック」の懸念、リーマンショックの再来となるか
第448回
ポピュリズム政治は供給過剰の世界経済でリスクになる
真壁昭夫
ポピュリズム政治は、世界経済の低迷リスクになり得る。そのリスクを抑えるためには、経済活動を活発化して人々の不満を和らげることが必要だ。
ポピュリズム政治は供給過剰の世界経済でリスクになる
第447回
日銀は「目覚めた」が、主役を務める局面は終わった
真壁昭夫
今回の日銀の決定で最も明確になったことは、もう日銀のできることは限られているということだ。経済の実力=潜在成長率を引き上げない限り、わが国経済の本当の意味での回復は難しい。
日銀は「目覚めた」が、主役を務める局面は終わった
第446回
暴走続く北朝鮮、最悪と最良のシナリオは
真壁昭夫
9月9日、北朝鮮が5回目の核実験を行った。それに対して、当然のことながら国際社会からの強い非難が出ている。それでも、北朝鮮は身勝手な態度を改めようとはしない。厄介な北朝鮮とはどう接すべきか。
暴走続く北朝鮮、最悪と最良のシナリオは
第445回
中国がG20でオバマ大統領に働いた「非礼」の裏側
真壁昭夫
中国がホストを務めたG20が閉幕し、習近平国家主席は、大成功だったと自画自賛した。しかし、中国側が米国に対する稚拙かつ非礼な振る舞いを見ると、中国共産党を取り巻く状況は不安定なのかもしれない。
中国がG20でオバマ大統領に働いた「非礼」の裏側
第444回
米利上げ観測でもドル安・円高が進む4つの理由
真壁昭夫
日米の金融政策の方向性を考えると、利上げの可能性があるドルが強含み、金融緩和観測のある円が弱含みの展開になってもおかしくはない。しかし、実際の為替市場では一方的なドル高・円安は進んでいない。
米利上げ観測でもドル安・円高が進む4つの理由
第443回
シャープは鴻海の「信賞必罰」式経営でよみがえるか
真壁昭夫
買収決定から4ヵ月が過ぎ、ようやく台湾企業である鴻海(ホンハイ)精密工業グループによるシャープの買収が完了した。そうした動きの中で、ホンハイが打ち出した人事制度が注目されている。
シャープは鴻海の「信賞必罰」式経営でよみがえるか
第442回
日本経済は円高で再び大きな試練が始まった
真壁昭夫
足元で円高が進んでおり、中国経済の減速と欧州の政治混乱に加え、頼みの米国経済にも陰りが見えている。米国政府はドル高を認めない為替政策を取りつつあり、円高基調は続くと予想される。
日本経済は円高で再び大きな試練が始まった
第441回
リオ五輪の際どい開幕に思う、東京五輪を成功させる意義
真壁昭夫
8月5日、リオデジャネイロ・オリンピックが開幕した。2020年の東京オリンピック開催に向けて、改めてオリンピック開催の意義や成功させる方法などについて考えてみたい。
リオ五輪の際どい開幕に思う、東京五輪を成功させる意義
第440回
日銀が露呈した「金融政策の限界」という異常事態
真壁昭夫
これまでサプライズ型の政策運営を行ってきた日銀と、株式や為替など金融市場の見方との間に溝が広まりつつある。冷静に考えると、日銀と金融市場の信頼関係に揺らぎが発生しているとも言える。
日銀が露呈した「金融政策の限界」という異常事態
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