加登 豊

加登 豊

神戸大学大学院経営学研究科教授
1953年生れ。78年3月神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了、86年4月大阪府立大学経済学部助教授、94年1月神戸大学経営学部教授、99年4月神戸大学大学院経営学研究科教授、2008年4月~10年3月経営学研究科長・経営学部長。『インサイト管理会計』『インサイト原価計算』『ケースブック コストマネジメント』『管理会計入門』など著書多数。
第10回
被災地にもいる「人材マネジメント型企業変革リーダー」そうしたリーダーこそが創発的戦略を主導する神戸大学大学院経営学研究科教授 平野光俊
内田和成,加登 豊,成生達彦,平野光俊,髙木晴夫
経営学では、戦略をマネジメントの上位に位置づける考え方は、枚挙に暇がない。戦略人事もしかり。だが、戦略を起点とする考え方は常に正しいのだろうか。組織の各メンバーが環境に適合した行動をとった結果の集合が、創発的戦略であり、人材マネジメント型リーダーが創発的戦略を主導するのである。
被災地にもいる「人材マネジメント型企業変革リーダー」そうしたリーダーこそが創発的戦略を主導する神戸大学大学院経営学研究科教授 平野光俊
第9回
危機におけるトップのリーダーシップ非常時にリーダーはどう振る舞うべきか早稲田大学ビジネススクール教授  内田和成
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
津波によって壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町の佐藤町長の言葉からは、だれもが強いリーダーシップを感じるだろう。それはなぜか。目前の危機と危機が解決した後の課題解決において、どのようなリーダーシップが求められるのかを考えてみよう。
危機におけるトップのリーダーシップ非常時にリーダーはどう振る舞うべきか早稲田大学ビジネススクール教授  内田和成
第150回
東日本大震災からの経済的復興に向けて常識を超えた常識を創造し、活用せよ神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
加登 豊
東日本大震災は阪神・淡路大震災をはるかに上回る被害をもたらした。いまだ大災害への対応が急がれているが、いまから経済復興にむけた準備・意思決定を始めなくてはならない。経済的復興のキーワードは「早期対応」「孤島発想からの脱却」「ネットワークの活用」である。
東日本大震災からの経済的復興に向けて常識を超えた常識を創造し、活用せよ神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
第8回
低炭素社会は公共財、その特質を踏まえて「グリーン・イノベーション」促進の方策を考える京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
「グリーン・イノベーション」が大流行しているが、だれも具体的な行動計画を描き切れていない。それは低炭素社会が「公共財」であるからだ。公共財としての特質を踏まえ、「グリーン・イノベーション」を促進する方策を考えてみよう。
低炭素社会は公共財、その特質を踏まえて「グリーン・イノベーション」促進の方策を考える京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第7回
終身雇用とリーダーシップの関係人脈作りをオープン方式化し、仕事の仕方を「見える化」せよ慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
日本的経営の“3種の神器”のうち、「終身雇用制度」だけは依然として企業の真ん中に座り続け、経営のあらゆる側面に影響を及ぼしている。終身雇用制度の光と影を検証することを通じて、日本企業経営変革の道を探る。
終身雇用とリーダーシップの関係人脈作りをオープン方式化し、仕事の仕方を「見える化」せよ慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
第6回
ビジネス界は「体験知」至上主義「学習知」を併用して難題を解決する道を示す神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
ビジネス以外の世界では、体験知と学習知を上手に組み合わせて活用できる者が高い業績をあげている。体験知では解けない問題が増えているいま、ビジネスの世界でも、教則本や定石・詰碁の知識に相当する学習知を一層獲得し、それを実践の場で活かすことが必要である。
ビジネス界は「体験知」至上主義「学習知」を併用して難題を解決する道を示す神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
第5回
個人が専門性を高めると、企業内の人材ニーズと個人のキャリア開発にミスマッチを起こす早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
個人が企業内で専門性を高めることが大事だという話にはごまかしがある。今や企業の人材ニーズと個人のスキルの間には必ずミスマッチが生じる時代だ。それを正しく理解した上で、個人は自分のキャリア開発を考え、企業は自社の人材育成を図るべきである。
個人が専門性を高めると、企業内の人材ニーズと個人のキャリア開発にミスマッチを起こす早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成
第4回
消費者の情報収集・買物行動を踏まえて販売チャネルをどう整備するか京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
メ-カ-が生産した財は、多くの場合、卸や小売などの流通業者を介して販売される。今回は、消費者の情報収集や買い物行動を踏まえて、チャネルをいかに構築するかについて議論する。財の性格を知ればチャネル構築のヒントが得られる。
消費者の情報収集・買物行動を踏まえて販売チャネルをどう整備するか京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第3回
終身雇用制度の功罪点検を通じて日本企業変革への道を探る慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
日本的経営の三種の神器といわれたもののうち、「終身雇用制度」だけは、依然として企業の真ん中に座り続けている。そしてそれは経営のあらゆる側面に影響を及ぼしている。終身雇用制度の光と影を検証することを通じて、日本企業の経営変革の道を探る。
終身雇用制度の功罪点検を通じて日本企業変革への道を探る慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
第2回
競争力を奪う不条理な均衡状態=多品種少量生産の罠から抜け出す道神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
日本企業は競争力のある多品種少量生産体制を確立した。だが、その成功がいまや、企業活動のあらゆる側面で、日本企業を蝕み始めている。多品種少量生産の罠から抜け出すには、どうすればよいか。その方策を考えてみよう。
競争力を奪う不条理な均衡状態=多品種少量生産の罠から抜け出す道神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
第1回
アジアに出現した国籍にこだわらぬ新消費者群国境を意識しない東アジア企業構想のススメ早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成
内田和成,加登 豊,成生達彦,髙木晴夫
最近のアジアの若人を見ていると、驚くほど嗜好が均質だ。彼らが製品・サービスを選ぶ基準として国籍は二の次。この変化を踏まえ、日本企業も日本の冠に対するこだわりを捨て、真の意味で東アジア企業へ脱皮することが望まれる。
アジアに出現した国籍にこだわらぬ新消費者群国境を意識しない東アジア企業構想のススメ早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成
第28回
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(最終回)―本社社員は現場に出向き、経営者はビジネススクールの実態を知ってほしい―
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
いよいよ経営学教室の執筆者4人による座談会の最終回。現場力を上げるには、第1には本社の役割が重要。どこで付加価値を上げているかを見直し、現場に出向き、匠を大切にし、お祭りを仕掛けて、「ノリ」のいい企業とする。そんな人にフォーカスした施策が求められている。
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(最終回)―本社社員は現場に出向き、経営者はビジネススクールの実態を知ってほしい―
第27回
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(第2回)―激論!ガラパゴス路線か、コモディティ路線か―
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
日本企業の強さの源泉といわれた現場について語る、好評連載「経営学教室」の執筆者4人による座談会。第2回は日本企業はガラパゴス路線とコモディティ路線のどちらを目指すべきかについて、熱い議論が戦わされた。
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(第2回)―激論!ガラパゴス路線か、コモディティ路線か―
第26回
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(第1回)―「現場力」の急低下に危機感を持て―
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
本連載の執筆者4人による座談会。日本企業の強さの源泉といわれた現場について語る。第1回目は、日本企業の現場の力が予想以上に弱体化しいるにもかかわらず、経営層にその危機感が欠けていることに警鐘を鳴らす。
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(第1回)―「現場力」の急低下に危機感を持て―
第25回
元気の源は現場から「現場重視」を実践する人材とは?慶應義塾大学ビジネス・スクール校長 河野 宏和
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
メーカーにとって、生産現場は課題が目の前に見える宝の山である。それはテキストを読んだだけでは分からない。我々は現場に入り込み、問題発見したり、改善提案していけるような人材の育成を軽んじてきたのではないか。そこにこそ、日本製造業弱体化の真因があるように思えてならない。
元気の源は現場から「現場重視」を実践する人材とは?慶應義塾大学ビジネス・スクール校長 河野 宏和
第24回
製販部門連携の本当の意味とは改善が生み出す効果を正しく求める慶應義塾大学ビジネス・スクール校長 河野 宏和
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
改善の効果はどのように測定されているのだろうか。実は、「手余り」「手不足」という状況の違いによっても、改善の効果は異なってくるのだ。本当の改善効果を正しく計る方法を身につけないと、間違った経営判断をしてしまうリスクがある。
製販部門連携の本当の意味とは改善が生み出す効果を正しく求める慶應義塾大学ビジネス・スクール校長 河野 宏和
第23回
大変化の時代!ビジネス人材の育成にビジネススクールが果たす役割とは何か京都大学大学院経営管理研究部教授 成生 達彦
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
MBA取得者に対しては、汗をかこうとしないという批判がある反面、広い視野を持ち、深く考えることのできる人材という評価もある。ビジネススクールは、いかにしてそうした有為の人材を育てているかを説明する。
大変化の時代!ビジネス人材の育成にビジネススクールが果たす役割とは何か京都大学大学院経営管理研究部教授 成生 達彦
第22回
学ぶべき経営のお手本はすぐ隣の国にある素直に謙虚に学ぶことの大切さを再確認せよ神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
日本は世界の最先端から学ぶことで成長してきた。しかし、バブル経済の崩壊後、この学びの姿勢が欠落しているのではないか。隣国・韓国の企業は最先端の知識の吸収にどん欲だ。われわれは韓国企業から学ぶことに、躊躇してはならない。
学ぶべき経営のお手本はすぐ隣の国にある素直に謙虚に学ぶことの大切さを再確認せよ神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊
第20回
アウトソースは本当に得なのか小さな誤りが企業の存続を脅かす慶應義塾大学ビジネス・スクール校長 河野 宏和
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
アウトソースすると本当にコストダウンできるのだろうか。費用配賦のやり方や技術の流出を考えれば、必ずしもそうとはいえない。内製かアウトソースか。その判断を助けるのが経済性工学である。
アウトソースは本当に得なのか小さな誤りが企業の存続を脅かす慶應義塾大学ビジネス・スクール校長 河野 宏和
第19回
長期と短期の競争戦略はどう影響しあうか―適切な競争戦略策定のための方法論とは―京都大学大学院経営管理研究部教授 成生 達彦
遠藤 功,加登 豊,成生達彦,河野宏和
広告や研究開発投資などの長期戦略は競争環境に影響を与える。ただ、短期的な競争戦略が価格をめぐるものか、生産量をめぐるものかによって、予想される自社やライバルへの影響は違ったものになる。
長期と短期の競争戦略はどう影響しあうか―適切な競争戦略策定のための方法論とは―京都大学大学院経営管理研究部教授 成生 達彦
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