樋口直哉

小説家・料理人
1981年生まれ。服部栄養専門学校卒。料理人として活動する傍ら、2005年、『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。ほかの作品に『月とアルマジロ』(講談社)、『大人ドロップ』(小学館)、『星空の下のひなた。』(光文社)、『ヒマワリのキス』(徳間書店)、『アクアノートとクラゲの涙』(メディアファクトリー)がある。
第22回
葉巻や酒を愛しても、「偉い人」なら長生きする?
樋口直哉
ウィンストン・チャーチルは第2次世界大戦時の英国首相。長寿であったチャーチルは、今でも飲酒量の多い人や喫煙の言い訳に使われることが多い。チャーチルは葉巻と酒を愛したことで知られているからだ。
葉巻や酒を愛しても、「偉い人」なら長生きする?
第38回
「あんこ」が苦手な若者にも美味と言わせる味の秘密
樋口直哉
おいしい食べ物には作り手の存在がある。『あんこ屋の野中の手作りぜんざい』という商品を食べて、改めてそんなことを思った。原材料は国産小豆と北海道産甜菜を原料としたグラニュー糖だけ。とてもシンプルだ。
「あんこ」が苦手な若者にも美味と言わせる味の秘密
第21回
虚弱体質でも95歳まで生きた「憲政の神様」に学ぶ4つの秘訣
樋口直哉
「憲政の神様」と呼ばれる尾崎行雄。 尾崎は1890年に衆議院議員になるとそこから25回連続で当選し、60年以上の議員生活を過ごした。そんな彼は生来、体が弱いことを自覚しており、養生を怠らなかったことで95歳まで生きることができた。
虚弱体質でも95歳まで生きた「憲政の神様」に学ぶ4つの秘訣
第37回
時代の転換点にある「ウスターソース」に突破口はあるか
樋口直哉
英国生まれの調味料を日本風にアレンジしたことで独自の調味料に進化し、昭和の食卓に根付いたウスターソース。しかし最近では、売り上げが少しずつ落ち始めているという。そんななか、浜松の老舗ソースメーカーが独自の進化を遂げていた。
時代の転換点にある「ウスターソース」に突破口はあるか
第20回
松下幸之助が94歳まで続けた日本人らしい健康法
樋口直哉
日本の経営者に長寿者は多いが、松下幸之助の94歳も立派である。もともと体が弱い幸之助は、何度も重い病気を患った。不眠症にも悩まされ、睡眠薬を手放せなかった。そんな生活故に幸之助は健康には人一倍、気を使っていたようだ。
松下幸之助が94歳まで続けた日本人らしい健康法
第36回
地方スーパーのカリスマ「福島屋」はなぜ大手に負けないか
樋口直哉
東京・羽村市にあるスーパー「福島屋」。独自の経営で、創業40年間黒字を続けている。大手の寡占化が進み、中小のスーパーが苦戦を強いられるなか、生き抜いてきた。本店は見たところ古びたスーパーながら、店内に入ると違いがわかる。
地方スーパーのカリスマ「福島屋」はなぜ大手に負けないか
第19回
江戸のグルメブームに歯止めをかけた腹八分精神
樋口直哉
貝原益軒は江戸時代中期の儒学者。83歳の時に書き残した健康指南書の『養生訓』は現在でも読み継がれている名著だ。腹八分精神は益軒の『養生訓』がベストセラーになったことで庶民の間にも定着したものだとも言われている。
江戸のグルメブームに歯止めをかけた腹八分精神
第35回
赤身肉ブームを牽引する短角牛ブランドの凄さ
樋口直哉
巷ではこのところ牛肉ブームが続いている。今回、訪れた岩手県、久慈市山形町にある柿木畜産では、『山形村短角牛』が育てられている。赤身の美味しさに定評があり、プロの料理人からの人気も高い牛肉だ。
赤身肉ブームを牽引する短角牛ブランドの凄さ
第18回
長寿の秘訣は週2のゴルフと毎昼のチキンラーメン
樋口直哉
世界で最も名前が知られている日本人の一人、安藤百福。その人生は波瀾万丈だ。紆余曲折の人生を送り、チキンラーメンを発明して日清食品を創業した時に彼は48歳になっていた。
長寿の秘訣は週2のゴルフと毎昼のチキンラーメン
第34回
牛舎のない牧場で生み出される「奇跡の牛乳」を飲む贅沢
樋口直哉
盛岡から車で二時間。標高800mの北上山地の中腹にある中洞牧場には一般的な牛舎がない。話には聞いていたし、写真では見たことがあったが実際に目にすると景色のスケールに驚く。そんな牧場では、奇跡の牛乳が生み出されていた。
牛舎のない牧場で生み出される「奇跡の牛乳」を飲む贅沢
第17回
男性長寿世界一・木村次郎右衛門さんは何を食べていたか
樋口直哉
長生きするのは圧倒的に女性が多い。生活習慣や生物学的な差と見られているが、女は強く、男は弱い。もちろん、男性にも長寿者はいる。木村次郎右衛門、1897(明治30)年生まれ。2013年に満116歳で亡くなったが、男性史上、最も長生きした人物である。
男性長寿世界一・木村次郎右衛門さんは何を食べていたか
第33回
究極のオーガニック日本酒を生んだ地方酒蔵の挑戦
樋口直哉
日本酒の世界は今、新しい時代を迎えている。「クールジャパン」の一つとして海外からの注目も集めている。個性のある蔵元が多様な日本酒を世に送り出しているからだ。今回、訪れた茨城県大洗にある『月の井酒造店』もそんな蔵元の一つだ。
究極のオーガニック日本酒を生んだ地方酒蔵の挑戦
第16回
生涯権力を保ち続けた、毛沢東の活力源
樋口直哉
中国料理は四川、広東、北京といった地方ごとに味付けや調理法が異なるのが特徴。今でも湘南料理の店を訪れると毛沢東好みの味に出合える。そんな辛くて香辛料の効いた故郷の味を好んだ毛沢東は、82歳の長寿を全うした。
生涯権力を保ち続けた、毛沢東の活力源
第32回
あの英国人一家も驚嘆!?日本料理に欠かせない小道具「うちわ」の凄さ
樋口直哉
日本料理ブームもあって世界に広がる炭火焼き。その美味しさとともに、一緒に紹介したい道具がある。それが「うちわ」だ。職人は風を操ることで、火力と煙の方向を巧みに調整しているからである。
あの英国人一家も驚嘆!?日本料理に欠かせない小道具「うちわ」の凄さ
第15回
100歳の双子スター「きんさん、ぎんさん」長寿の秘密
樋口直哉
ある企業のテレビCMに起用された100歳の双子が一躍スターになった。「きんさん、ぎんさん」こと成田きんと蟹江ぎんである。2人が100歳でも元気を保っていた秘密は一体どこにあったのか。
100歳の双子スター「きんさん、ぎんさん」長寿の秘密
第31回
日本人のみそ汁離れに打ち勝った、味噌屋の復活劇
樋口直哉
日本人が味噌汁を食べなくなった、と報じられて久しい。そうしたなかで、『日本一原価の高い味噌』として名を知られる味噌が栃木県東部の那珂川町にある。この味噌を作るのは、元ライターとして活躍していた五月女清以智さんだ。
日本人のみそ汁離れに打ち勝った、味噌屋の復活劇
第14回
酒は飲まず、好物は餅に団子。名医の指導も受けた毛利元就
樋口直哉
長生きは家系とよくいわれるが、武将・毛利元就の場合、父親も兄も若くして亡くなっている。原因は酒の飲み過ぎ。それを間近で見ていた元就は酒を飲まず、禁酒を家訓とした。そんな彼は、あの当時でも75歳まで生きることができた。
酒は飲まず、好物は餅に団子。名医の指導も受けた毛利元就
第30回
実は凄かった!木の食品包装「経木」の天然パワー
樋口直哉
今、スーパーに行けば肉や鮮魚はプラスチックのトレイで売られているけれど、昔、食品を包むのに使われていたのは経木である。この経木には、日本人が失ってはならない何かが含まれている。
実は凄かった!木の食品包装「経木」の天然パワー
第13回
思い煩うことなく酒を飲み、長生きした井伏鱒二
樋口直哉
代表作『山椒魚』で知られる井伏鱒二。井伏は、ひょうひょうとして動じず、悩みもユーモアで包み込む性格だった。さらに好きなものを食べ、酒を飲む。特にウイスキーを愛した。そんな彼は95歳まで生きた。
思い煩うことなく酒を飲み、長生きした井伏鱒二
第29回
日本人が忘れかけた味「海苔の佃煮」が再評価
樋口直哉
このところ欧州で「海藻」が人気だ。それにともない海苔の佃煮をつかうシェフも登場している。しかし日本では海苔の佃煮を食べたことのない子どももおり、その存在感が薄れつつある。そんななか、江戸前で絶品の「海苔の佃煮」に出逢った。
日本人が忘れかけた味「海苔の佃煮」が再評価
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