
2015.3.12
「肥満の美食家」も長寿にする人とのつながり
音楽家のロッシーニは美食家で知られ、オペラから早々と引退した後は美食三昧の毎日を過ごした。「20枚のステーキを食べ、太っていた」という記述もあったそうだが、彼は当時としては長生きの76歳まで生きた。
小説家・料理人
2015.3.12
音楽家のロッシーニは美食家で知られ、オペラから早々と引退した後は美食三昧の毎日を過ごした。「20枚のステーキを食べ、太っていた」という記述もあったそうだが、彼は当時としては長生きの76歳まで生きた。
2015.3.4
群馬県にある醤油の老舗・有田屋を訪れた。醤油産業は第二次世界大戦前後になると食糧危機が深刻化し、代用醤油が生まれた。実は丸大豆を使った本醸造が復活したのはここ数十年のことである。醤油の世界では長い間、戦後が続いていたのだ。
2015.2.25
去年の暮れから「世界一のレストランNomaが日本に来る」と高級レストラン業界は持ちきりだった。「Nomaって蟻を食べさせるところでしょう」とよく言われるが、決してそれだけではない。デンマークの経済まで変えた存在なのだ。
2015.2.12
レヴィ=ストロースは世界で最も名が知られた文化人類学者だ。彼は驚くべき長寿であり、しかも100歳で亡くなるまでその思考は衰えることがなかった。彼が“食”について関心を持ったことと、フランスの文化は無関係でないように思う。
2015.2.4
増え続けている訪日外国人の来日目的の1位は「日本食」らしい。そんな日本食は時折、「味が薄い、淡泊、単調」と指摘されることがある。しかし、そんな日本にも諸外国に誇れる刺激的な香辛料、調味料がある。『かんずり』はその代表だ。
2015.1.8
飯田深雪はアートフラワーというジャンルの創始者。驚くのは彼女が100歳を超えてなお現役だったこと。教室で生徒に指導し、NHKの長寿料理番組『きょうの料理』に、100歳を記念して出演している。
2015.1.7
下仁田ネギで有名な群馬県下仁田町にある『下仁田納豆』は昔ながらの経木納豆を製造している会社だ。社長の南都さんは大手企業に就職し、働きはじめたものの、都会での生活に迷いも生じはじめ、21年前に実家の納豆屋を継いだ。
2014.12.11
今でも広く読まれている『ファーブル昆虫記』の作者であるファーブルはかなりの長生きで、この昆虫記を書き始めたのが55歳の時、63歳で再婚して、91歳まで生きた。ファーブルは普段、どんな食生活を送っていたのか。
2014.12.3
日本人は稲作から多くの文化を生み出してきた。稲からは米だけではなく、米糠、籾殻、藁がとれ、生活のすべてに利用された。藁は縄の材料となり、衣服、日本家屋の壁、布団にもなった。そして今回、紹介する「米俵」の材料でもある。
2014.11.13
『論語』でおなじみの孔子は、長寿でも知られる。没年齢の74歳は春秋戦国時代ということを考えれば、かなりの長命だ。『論語』の「第十郷党篇」からは食にこだわりを持っていた様子がうかがえる。
2014.11.5
最近、海外で木の良さが見直されている。北海道旭川にある高橋工芸はもともと家具の脚などを手がけていたが、家具の需要低迷に伴ない、カップなどの制作を開始。大きな転機は、紙のように薄い木のコップ「Kami Glass」を発表したことだった。
2014.10.23
高視聴率で話題のNHK朝ドラ「マッサン」の主人公は、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝とその妻リタがモデルです。話の中心ともなる存在の日本産のウイスキーは今、実は世界で熱狂的な人気を集めていることをご存じでしょうか。
2014.10.16
政府は農林水産物の輸出額を2020年までに1兆円水準にする目標を定めている。日本の農産物をこれまで以上に輸出するためにはなにが重要なのか?そのヒントを求めて、北海道美瑛町を訪れた。この町のゆり根が台湾で人気だと聞いたからだ。
2014.10.9
やっぱり長生きはするものだな、とイマヌエル・カントの人生を知ると思う。彼が『純粋理性批判』を書いたのが、57歳の時だったからだ。生涯を独身で通した哲学者の生活は規則正しいものだった。
2014.10.1
本連載は基本的には日本の食文化の周縁を取材し、記事にしている。その流れから言えば今回のテーマ「パン」は世間一般の常識からいえば〈日本の文化〉と思われないかもしれない。しかし、もはや日本のパン食は“日本の味”になりつつある。
2014.9.25
国は2020年の東京五輪までに訪日外国人の数を2倍にする目標を掲げている。そのためには東南アジアからの観光客を増やすのは至上命令だが、イスラム教徒の多い彼らは、日本を訪れることを『食』を理由に躊躇しているという。
2014.9.22
今年の夏、「ニホンウナギ」絶滅危惧種指定に「もう食べられなくなる」と危機感を抱いた人も多かっただろう。そして今度はマグロだ。日本人が世界総生産量の8~9割を消費していると言われるなか、クロマグロが漁獲規制の対象となったのだ。
2014.9.11
菜食主義者として有名な人物に、マハトマ・ガンジーがいる。ガンジーは「食事は必要最低限であるべき」と考え、簡素な生活を求めた。若い頃、実験と称して肉を食べたが、母親に隠し事をしている罪悪感に耐え切れず、以後肉食をすることはなかったと…
2014.9.3
クジラの解体を見に行くことになった、と言ったら、何人かの知り合いから「クジラってまだ捕ってもいいの?」と驚かれた。僕らは、東京から車で2時間半ほどかけ、沿岸小型捕鯨が行われている千葉県和田を訪れた。驚いたのは人の多さだった。
2014.8.12
根拠があるわけではないが、作家は短命というイメージがある。芥川龍之介が35歳、太宰治は39歳、自ら命を絶っていることも個人的な印象を強めている。しかし、女性作家はなかなかに元気だ。瀬戸内寂聴先生をはじめ、宇野千代と、たくましい女性が多…
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