小宮一慶

京都大学法学部卒業。米国ダートマス大学タック経営大学院留学(MBA)、東京銀行、岡本アソシエイツ、日本福祉サービス(現、セントケア)を経て独立し現職。名古屋大学客員教授(平成26年度後期)。企業規模、業種を超えた「経営の原理原則」を元に、幅広く経営コンサルティング活動を行う一方、年100回以上講演を行う。『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカヴァー21)など著書は150冊を超え、現在も経済紙等に連載を抱える。

第24回
「正しい判断基準」を持つためにリーダーは何を学ぶべきか?
小宮一慶
リーダーの最も重要な仕事は、正しい「方向づけ」を行うことですが、そのためには「断を下す」ことが必要です。優柔不断なリーダーは分岐点の前で逡巡し、決断が下せません。リーダーが行くべき道を示してくれなければ従っている部下は混乱し不安が広がります。それでは力も十分に出ません。なぜ決断できないのでしょうか。
「正しい判断基準」を持つためにリーダーは何を学ぶべきか?
第23回
できるリーダーは「肩書き」でなく「人望」で部下を動かす
小宮一慶
「社長」や「取締役」という肩書きは、「役割」です。人間として偉いから、社長や役員をしているわけではありません。会社には色々な役割の人がいて、ある人が「社長」や「取締役」という役割を担っているだけです。
できるリーダーは「肩書き」でなく「人望」で部下を動かす
第22回
部下を動かせないリーダーは「伝える力」が不足している
小宮一慶
部下を動かせないリーダーは、「伝える」べきことを「教えている」ことが少なくありません。頭の良い人にありがちですが、自分の知っているノウハウを「教える」ことで部下を動かそうとします。でも、これでは人は動きません。
部下を動かせないリーダーは「伝える力」が不足している
第21回
「新聞の読み方」にあらわれるトップになる人、課長止まりの人
小宮一慶
世の中の動きを知り、変化を掴むために、日頃できることは何かと言われたら、私は真っ先に、「新聞を読むこと」だと答えます。ただし、世の中を知るために新聞を読むのには、ちょっとしたコツがあるのです。多くの人はそれを知らないか、知っていても実践していません。結構残念な読み方をしている人が多いのです。
「新聞の読み方」にあらわれるトップになる人、課長止まりの人
第20回
「せっかち」であれ!成功する経営者の5つの特徴
小宮一慶
成功した経営者を沢山見てきて、さまざまな経験をした中から、成功する経営者には5つの特徴があることに、私は気づきました。その特徴を紹介していきましょう。
「せっかち」であれ!成功する経営者の5つの特徴
第19回
経営者として成功したければ、成功者に学べ
小宮一慶
事業の失敗には、経営者が方向づけを誤ったり、実力以上の過度の投資や借入を行う、さらには、後継者や部下の育成の失敗、経営者の公私混同など、さまざまな要因がありますが、成功は1つのパターンしかないと思います。では成功者から何を学ぶべきでしょうか。
経営者として成功したければ、成功者に学べ
なぜ、人は「セブン-イレブン」に行きたくなるのか?
小宮一慶
どのコンビニに行っても、本や雑誌、日用雑貨、お菓子や食品、飲料があります。「どこで買っても同じ」になっておかしくないにもかかわらず、セブン-イレブンは、一店舗あたりの毎日の売り上げが、他のライバル店に比べて2割も多い。この差がどこから生まれるのでしょうか。
なぜ、人は「セブン-イレブン」に行きたくなるのか?
第17回
ブレない経営力を身につけるビジネス書の読み方
小宮一慶
多くの人が評価する良書を座右の書として持ち、それを折に触れて読み返すことで「正しい考え方」が身につきます。また、正しい考え方を書いてある座右の書を読むことで、自分の考え方のブレを修正することが大切です。
ブレない経営力を身につけるビジネス書の読み方
第16回
稼ぐ会社は社員に「経済的幸せ」より「働く幸せ」を与えている
小宮一慶
私は、会社が働く人たちに与えることのできる幸せは、次の二つだと思っています。1つ目は働く幸せ、2つ目は経済的な幸せです。あえて、順番をつけてあるのはこの順番を決して間違ってはいけないからです。働く幸せを十分に感じている人の方が、結果として稼ぐことができるのです。
稼ぐ会社は社員に「経済的幸せ」より「働く幸せ」を与えている
第15回
社員のモチベーションを高めたければ経営者は働きがいを高めよ
小宮一慶
「社員のモチベーションを高めるにはどうすれば良いですか?」という質問を経営者から受けることがあります。 でも、それは経営者側の論理です。「同じ給料で、倍働いてくれないか」と言っているのと同じです。このとき私はこう言います。「社員の働きがいを高めることです」
社員のモチベーションを高めたければ経営者は働きがいを高めよ
第14回
東芝の問題は「目的」と「目標」を混同した経営ミス
小宮一慶
東芝の不適切会計が大きな問題になっています。利益をかさ上げするために1500億円ほどの経費計上などを遅らせたということです。このようなことが起こるたびに、私は「目的」と「目標」が混在したことが原因だろうと考えています。
東芝の問題は「目的」と「目標」を混同した経営ミス
第13回
社員は、平常時は給料に、しんどい時はビジョン・理念についてくる
小宮一慶
社員は平常時は、どんなにイヤな社長がいる会社でも、社風の悪い会社でも自分の生活のために我慢して働きます。けれども、会社が傾きかけた時には、社会のために貢献する経営者の高い志、理念やビジョンなど会社の存在意義が、社員の最後の拠り所となるのです。
社員は、平常時は給料に、しんどい時はビジョン・理念についてくる
第12回
「研修中」バッヂをつけた新人に接客させるのはなぜ問題か
小宮一慶
「研修中」と書かれたワッペンをつけて新人に接客させている店で、私は社員に「なぜ、そんなことをしているのですか」と尋ねました。社員は「新人なので、周りにいるスタッフがすぐにフォローできるようにするためです」と答えましたが、これは単なる理屈です。
「研修中」バッヂをつけた新人に接客させるのはなぜ問題か
第11回
口先だけで動かない経営者には誰もついていかない
小宮一慶
部下にはやらせるけど、実は自分はやっていない。こういう人はけっこう多いのですが、口先だけで自分は動かない経営者に、誰もついていきたいとは思いません。こういう人は、リーダーではなく、「ティーチャー」なのです。
口先だけで動かない経営者には誰もついていかない
第10回
「売上数字達成」しか興味がない社長は行き詰まる
小宮一慶
「いくらの売上を達成する」などは企業の実践計画表では目標とするべきではありません。あくまでも「お客様のため」に何ができるかを考えることが大事です。会社の売上はお客様に何の関係もないからです。
「売上数字達成」しか興味がない社長は行き詰まる
第9回
現場に出ない“穴熊社長”に社員はついてこない
小宮一慶
経営コンサルタントの大先輩の一倉定先生は「穴熊社長は会社をつぶす」とおっしゃっていますが、経営者が社内に穴熊のようにこもっていては、お客さまのことや現場は分からないということを戒められたものです。
現場に出ない“穴熊社長”に社員はついてこない
第8回
アイデア社長が会社を潰す
小宮一慶
経営コンサルタントで、15年ほど前に80歳で亡くなられた一倉定先生の名言の一つに、「アイデア社長が会社を潰す」というのがあります。社長であれば色々とアイデアを思い付きますし、アイデアを持つこと自体は悪いことではありませんがそれをあくまでも「仮説」だと思えなかったらダメだということです。
アイデア社長が会社を潰す
第7回
実はろくに「ライバル分析」をしてない経営現場の問題
小宮一慶
実際の経営の現場にいると、ライバルの状況を十分に分析していない会社も少なくないのが実感です。それでは勝てる戦いにも勝てません。ライバルをきちんと分析できれば、短期的な業績を向上させることができます。
実はろくに「ライバル分析」をしてない経営現場の問題
第6回
社長の独断に異議を唱えられない「取締役会の責任」
小宮一慶
再生処理をめぐって、スカイマークが再び注目されています。この事態は社長の経営判断ミスに加え、それに異議を唱えなかった役員たちの責任も大きいと考えます。
社長の独断に異議を唱えられない「取締役会の責任」
第5回
社員がついてこなくなる経営者の「言い逃れ」
小宮一慶
今回はシャープの混迷から経営を考えます。私は今回のシャープの一連の報道を見て、経営という観点からかなり違和感を持ちました。現社長へ社内から、方向づけをはっきりさせてほしいということがあったのに対し、現社長は、自分が方向づけをしたら下の人が育たないという旨の発言をしていたというのです。
社員がついてこなくなる経営者の「言い逃れ」
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