2016.11.23
難攻不落の東京市場への挑戦
不渡り一歩手前の厳しい経営状態にもかかわらず、和江商事は東京進出に積極的に乗り出した。しかし初代所長の薮中は市場開拓に失敗し退社。追い込まれた幸一は、盟友・川口郁雄に東京行きを命ずる。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャー…
作家
2016.11.23
不渡り一歩手前の厳しい経営状態にもかかわらず、和江商事は東京進出に積極的に乗り出した。しかし初代所長の薮中は市場開拓に失敗し退社。追い込まれた幸一は、盟友・川口郁雄に東京行きを命ずる。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャー…
2016.11.16
売上増大に伴い、新社屋購入、東京事務所開設、急速な人員増など幸一は積極経営に打って出た。しかし急激な運転資金の増大は会社の資金繰りを悪化させた。窮地に陥る幸一らが手を出したのは禁断の「融通手形」だった。ワコール創業者・塚本幸一の本…
2016.11.9
新たな販促手段「下着ショー」は大成功となり全国で開催されることとなった。その勢いに乗って幸一は、本格的な東京進出に乗り出す。しかしライバルとして立ちふさがったのは、かつて危機から救ってくれた半沢商店だった。ワコール創業者・塚本幸一…
2016.11.2
和江商事の次なる課題は社長の木原が担当する営業部門だった。これを一気に掌握するため幸一はクーデターを仕掛ける。電撃的に社長に復帰した幸一は、新商標「ワコール」を生み出し、新たな販促手段「下着ショー」に打って出た。ワコール創業者・塚…
2016.10.26
本社移転を果たし事業拡大に向けて走り始めた幸一。カギを握るのはブラジャーの安定した生産システムだった。その重責を担う人材として彼が見出したのが渡辺あさ野である。ワコールの生産技術部門をリードし、世界飛躍を支えた女傑の実像とは。ワコ…
2016.10.19
軌道に乗り始めた和江商事の経営だったが、幸一は販売会社という立場に不安を抱いていた。目指すべきは日本初の製販一体下着メーカーだと確信した彼は、誰もが驚愕する一手を打ち出す。そして飛躍へのカギを握る一人の女性が登場する。ワコール創業…
2016.10.12
ついに始まった高島屋京都店でのブラジャー販売合戦。店頭に立った内田美代とそれを裏で支える幸一の連係プレーにより、圧倒的な勝利を収める。この勝利を契機に大阪への進出も実現。倒産の危機から一転、いよいよ快進撃が始まった。ワコール創業者…
2016.10.5
ブラジャー市場に進出した和江商事にとって、百貨店への商品納入は最重要課題だった。ところが念願の取引がライバルの攻勢で白紙に。一発逆転を狙う幸一はここから驚異的な粘りを発揮する。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を…
2016.9.28
毎週のように京都~東京を往復して半沢商店と取引するうち、会社の業績は好転してきた。しかし主力商品のブラパットが競合品に駆逐されるに及び、幸一はついにブラジャーの製造販売に乗り出す。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天…
2016.9.21
深刻な経営危機を迎えた昭和25年早春、思い悩む塚本はある宗教と出会った。彼はそれをきっかけに、「生かされた人生」を50年計画という形で実践することへの自信を深めていく。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連…
2016.9.14
株式会社化したとたんに訪れた倒産の危機。それを乗り越えるため塚本は「50年計画」をブチ上げる。総勢10人の零細企業の社長が出したとは思えない大風呂敷には、実は明確なモデルがあった。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を…
2016.9.7
安定して売れる商品を探していた幸一は、洋装化にともなって市場拡大が見込める女性下着に目をつけ始めた。そんなとき、ワコールの原点とも言える新商品が持ち込まれる。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第22…
2016.8.31
川口と中村という最強の仲間を獲得した幸一。だが、ワコールが女性用下着でトップ企業になっていくに際し、不可欠だったのは女性パワーである。その象徴でもあり、後に女傑と呼ばれる第1号女性社員が創業メンバーとして加わった。ワコール創業者・…
2016.8.24
業容拡大に向け人材獲得に乗り出した幸一。彼が目をつけたのは八幡商業時代の同級生だった。一人は大企業に勤める川口郁雄。もう一人は優等生の誉れ高く首席で卒業した中村伊一。後に会社を支える2人を幸一はいかにして口説いたのか。ワコール創業…
2016.8.17
有力な商品仕入れ先と代理店契約を交わすため、幸一は奇想天外な作戦に打って出た。その妙手が功を奏して見事に契約を結ぶが、実はそれは商売人としての根本を問われるトラブルのきっかけでもあった。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャ…
2016.8.10
婦人用装身具の卸売を始めた幸一は、新たな商品の仕入先を開拓するために雑誌広告を出すことにする。「当方二十六歳の復員軍人、財無けれど精励恪勤期待を裏切らず」。あまりにも馬鹿正直な広告だが、なんとそれに反応した男がいた。ワコール創業者…
2016.8.3
復員兵たちを集め婦人装身具の卸売を始めた幸一。社名を和江商事と定め設立趣意書まで用意したが、商売を軌道に乗せることは一筋縄ではいかなかった。そんな折、幸一は生涯の伴侶となる上田良枝と出会うこととなる。ワコール創業者・塚本幸一の本格…
2016.7.27
戦地から戻った幸一は、戦友たちの冥福を祈るため護国神社に詣でた。しかしそこで目にしたのは敗戦国の女の悲しい現実だった。幸一は闇市で女性用装身具を売る商売を始める。それは女性の美しさに一生を捧げた幸一の最初の一歩だった。ワコール創業…
2016.7.20
終戦から10ヵ月が過ぎ、京都の塚本家ではいまだ戻らぬ幸一の生死を案じながら過ごしていた。そうしたなか浦賀港に帰還した幸一は、ついに祖国の土を踏むことになる。一路京都へと向かった幸一は、家族と感激の対面を果たす。ワコール創業者・塚本幸…
2016.7.13
中立国タイを目指し敗走を重ねる日本軍。55名所属の幸一の部隊も生存者わずか3名となってしまう。戦死、餓死、自死による遺骸が打ち捨てられた“白骨街道”を越え、ようやくタイにたどり着いた幸一たち。そこで知ったのは祖国の敗戦だった。ワコー…
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