大江英樹

大江英樹

経済コラムニスト

おおえ・ひでき/1952年、大阪府生まれ。野村證券で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事した後、2012年にオフィス・リベルタス設立。日本証券アナリスト協会検定会員、行動経済学会会員。資産運用やライフプラニング、行動経済学に関する講演・研修・執筆活動を行っている。『定年楽園』(きんざい)『その損の9割は避けられる』(三笠書房)『投資賢者の心理学』(日本経済新聞出版社)など著書多数。

余計なお世話満載「ターゲットイヤー投信」にご用心
大江英樹
年齢に応じて資産の組み入れ比率を自動的に変えてくれる「ターゲットイヤー型」投信。考えたくない、わずらわしいと思う、ものぐさな人に向いていると言われるが、余計なお世話が満載で、金融機関側が儲かる仕組みが隠されている。
余計なお世話満載「ターゲットイヤー投信」にご用心
「従業員持株会」に安易に手を出してはいけない理由
大江英樹
上場企業の多くや、一部の未公開企業の中に「従業員持株制度」というものがある。これは、従業員が毎月一定の金額を拠出し、共同で自社株を買い付けていく仕組みだ。しかし、デメリットも多く、安易に手を出すべきではない。
「従業員持株会」に安易に手を出してはいけない理由
“目先の損”を嫌って大損してしまう「人間のさが」にご用心
大江英樹
行動経済学に、「損失回避性」というキーワードがある。誰しも損失を回避したい傾向があることを指した言葉で、損失を嫌がるがあまり、もっと大きな損をしてしまっているということ。あなたもそんな罠にはまっているのではないだろうか。
“目先の損”を嫌って大損してしまう「人間のさが」にご用心
「自分へのごほうび」が心理学的に最悪な理由
大江英樹
人生は「選択」の連続だ。しかし、選択には不安と後悔がつきまとう。そうしたものを払拭しようと、無意識のうちに自分が選んだことを正当化しようとする。中でも最悪なのが「頑張った自分へのごほうび」だ。
「自分へのごほうび」が心理学的に最悪な理由
「株よりも債券の方が安全」とは必ずしも言い切れない理由
大江英樹
初心者向けの投資の教科書を見ると、「株式は債券よりもハイリスクハイリターンである」と書いてある。この表現は必ずしも間違っているわけではないが、だからといって「債券の方が株よりも安全」とは必ずしも言い切れるわけではない。
「株よりも債券の方が安全」とは必ずしも言い切れない理由
「3~5月は残業しない方がいい」は間違い、社会保険料の節約めぐる誤解
大江英樹
「社会保険料」を節約するため、残業の在り方や、企業型確定拠出年金の手法などが論じられることがある。しかし、それらは本当に従業員のためになるのだろうか。中身をじっくり見てみると、誤解に基づいていることが分かる。
「3~5月は残業しない方がいい」は間違い、社会保険料の節約めぐる誤解
毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」がベストではない理由
大江英樹
株式や投資信託への投資手法に、「ドルコスト平均法」がある。これは毎月一定の金額を、同じ投資対象に投資し続けるというもので、長期的な資産形成に最も適していると言われている。しかし、それは本当だろうか、詳しく見ていくことにする。
毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」がベストではない理由
iDeCoを上手に使うために気を付けるべき3つの誤解
大江英樹
2017年1月から個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)の加入対象者が広がったことによって、人気はうなぎ上りだ。だが、利用法や運用の考え方について、三つの大きな誤解に陥ってしまっている人が多い。
iDeCoを上手に使うために気を付けるべき3つの誤解
「ツケ」を長期保有者へ回す不合理な投信が売れている理由
大江英樹
投資信託を購入・保有する際の費用である「購入手数料」「運用管理費用」を安くしたり、無料にしたりするものが増えている。加えて「信託財産留保額」というものも「なし」にする商品が増えているが、これにはいささか問題がある。
「ツケ」を長期保有者へ回す不合理な投信が売れている理由
会議で役員から突然「数字」を聞かれたら、どう答えるのが正解か
大江英樹
会議の席上、役員から突然、難解な質問を投げかけられた経験がある、読者の方も少なくないだろう。そうした場合、どのように答えるのがベストなのか。行動経済学の視点で考えてみれば、その答えが分かってくる。
会議で役員から突然「数字」を聞かれたら、どう答えるのが正解か
「長期投資が最もいい投資方法だ」と妄信してはいけない理由
大江英樹
世の中には、「長期投資原理主義者」ともいうべき人たちがたくさんいる。長期投資が最もいい投資方法で長期投資さえしていればいい、という考え方である。しかし、"妄信"してしまうと痛い目に遭うから注意が必要だ。
「長期投資が最もいい投資方法だ」と妄信してはいけない理由
結婚しない男女が増えている経済学的理由
大江英樹
生涯未婚率が男性で23.37%、女性で14.06%となるなど、世の中では結婚しない男女が増えている。長期間にわたる不況の影響で所得が増えなかったためだなどと言われるが、果たしてそうだろうか。経済学から考えてみた。
結婚しない男女が増えている経済学的理由
大発会で買って機械的に売るだけ!超シンプルな株「逆張り」戦略
大江英樹
相場は、上がったものは必ずどこかで下がるし、逆に下がったものはいずれ上がるというのは、概ね真実と言っていい。そんな株式市場の特性を活用した、そして年末ならではの極めて単純な投資戦略をご紹介しよう
大発会で買って機械的に売るだけ!超シンプルな株「逆張り」戦略
iDeCoの金融機関選びは「運営管理手数料0円」に惑わされるな!
大江英樹
大人気で加入者急増の「iDeCo」。しかし、多くの人が勘違いしている点がある。それは、口座管理手数料ばかり気にしていること。それよりも、運営管理機関選びの方が重要である。そのための「四つの基準」を紹介しよう。
iDeCoの金融機関選びは「運営管理手数料0円」に惑わされるな!
株価上昇局面で「買いたいけど弱気」な人が失敗する理由
大江英樹
上昇傾向が続く株価。こうした状況になると、投資家は三つのタイプに分かれてくる。問題が大きいのは、「相場に乗り遅れ、ただ様子を見ているだけの人」たち。買いたいくせに弱気なことを口にする人たちだ。
株価上昇局面で「買いたいけど弱気」な人が失敗する理由
第14回
アイドルグループのCDがバカ売れする裏には行動経済学のアプローチがある
大江英樹
CD不況の時代にもかかわらず、アイドルグループのCDだけは例外的によく売れているのは一体なぜなのか。この理由を考えてみると、実によく考えられたビジネスモデルになっていることが分かる。
アイドルグループのCDがバカ売れする裏には行動経済学のアプローチがある
第13回
日経平均が過去最長16連騰でも個人投資家は慌てて買う必要なし
大江英樹
日経平均株価は、10月24日まで16日連続で上昇して過去最長記録を更新、その後も上昇傾向を続けている。こうした状況になると、株式を持っていないリスクが強調され始めるが、慌てて買う必要はない。
日経平均が過去最長16連騰でも個人投資家は慌てて買う必要なし
第12回
5分でわかる!ノーベル賞受賞の「行動経済学」とは人を幸せにする学問だ
大江英樹
10月9日、ノーベル経済学賞が発表され、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が受賞した。日常生活における身近な経済行動について心理学を交えて分析する「行動経済学」の権威だ。行動経済学に関する著書が多い大江英樹氏に解説してもらった。
5分でわかる!ノーベル賞受賞の「行動経済学」とは人を幸せにする学問だ
第11回
「株は5月に売り9月に買え」は本当か、行動ファイナンスで考えた
大江英樹
株式市場には、理論的な根拠があるわけでないが実際に起きやすい現象を指す「アノマリー」と呼ばれるものがある。その代表格は「5月に売って9月に買え」。理論的な根拠は乏しいが、行動ファイナンスで説明がつきそうだ。
「株は5月に売り9月に買え」は本当か、行動ファイナンスで考えた
第10回
金融機関は「資産運用のプロ」ではない!言われるままに投資するな
大江英樹
投資を初めてやってみようと思う人の多くは、まず「プロ」に相談しようと考える。しかし、その行く先が金融機関という人が意外に多い。だが、よく考えてほしい。彼らは、「資産運用のプロ」ではないということを。
金融機関は「資産運用のプロ」ではない!言われるままに投資するな
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