大江英樹

大江英樹

経済コラムニスト

おおえ・ひでき/1952年、大阪府生まれ。野村證券で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事した後、2012年にオフィス・リベルタス設立。日本証券アナリスト協会検定会員、行動経済学会会員。資産運用やライフプラニング、行動経済学に関する講演・研修・執筆活動を行っている。『定年楽園』(きんざい)『その損の9割は避けられる』(三笠書房)『投資賢者の心理学』(日本経済新聞出版社)など著書多数。

証券会社の対面販売が滅びない理由、「店じゃなきゃダメ」な顧客の心理とは
大江英樹
業界最大手・野村證券が店舗の2割を閉鎖すると報道された。しかし、ネット証券がいかに便利になろうとも、対面型販売を好む顧客は一定数存在する。
証券会社の対面販売が滅びない理由、「店じゃなきゃダメ」な顧客の心理とは
イチローの報酬の受け取り方が、老後の資産形成で優れている理由
大江英樹
先日、マリナーズのイチロー選手が引退した。日本で9年、米国で19年の通算28年の現役生活。その間、常に超一流の選手で居続けたことは本当に素晴らしいことだ。だが、それだけではない。報酬の受け取り方も実に素晴らしいのだ。
イチローの報酬の受け取り方が、老後の資産形成で優れている理由
「確定拠出年金」の運用で定期預金や保険を選んでしまう理由
大江英樹
確定拠出年金の加入者が690万人に達し、重要な老後資産形成制度になってきた。しかし、その運用の中身を見ると、定期預金や保険商品などが半分を占めている。しかも、自分で商品を選んでいない人が多いのだ。
「確定拠出年金」の運用で定期預金や保険を選んでしまう理由
なぜ「格安スマホ」が得だと分かっていても変更できないのか
大江英樹
家計の見直しで、「格安スマホ」への変更がしばしば話題となる。料金面ではかなり安くなるのだが、なかなか容易には変更できないようだ。その理由は行動経済学でいう「現状維持バイアス」のためだ。
なぜ「格安スマホ」が得だと分かっていても変更できないのか
サラリーマンが企業オーナーや医者よりお金持ちになれる理由
大江英樹
サラリーマンの多くは、「われわれは、しょせんサラリーマンで決まった給料しかもらえないのだから、お金持ちになれるわけがない」と思っている。ところが、“億り人”の中には意外とサラリーマンが多いのだ。
サラリーマンが企業オーナーや医者よりお金持ちになれる理由
「遅れたら罰金」で逆に遅刻が増えるという人間の不思議な心理
大江英樹
一般的に、罰金やペナルティーは、社会において犯罪や違反行為が起きないようにするための“抑止効果”として使われる。しかし、そのやり方を間違えると、抑止どころか、逆に増えてしまうことにもなりかねない。
「遅れたら罰金」で逆に遅刻が増えるという人間の不思議な心理
投資初心者が「老後のためにFXを」は絶対にやってはいけない
大江英樹
FXの本質を正しく理解した上で、収益を上げようというのであればいいが、よく分からないままに取引を始めようとする人が少なからずいる。FXはあくまで投機。注意が必要だ。
投資初心者が「老後のためにFXを」は絶対にやってはいけない
「PayPay100億円キャンペーン」の裏にあった経済学的な思惑
大江英樹
ソフトバンクとヤフーが大株主の「PayPay」が100億円キャンペーンを実施した。金額が大きくインパクトがあったため、あっという間に終了してしまったが、その背後には、ある思惑が隠されていた。
「PayPay100億円キャンペーン」の裏にあった経済学的な思惑
年末ジャンボは買ってもいいが、保険の加入は慎重にすべき理由
大江英樹
年末ジャンボ宝くじの発売期間がまもなく終了を迎える。少しの金額で大きな夢を買えるので、買っている読者も少なくないだろう。だが、行動経済学的に見れば、宝くじと保険はいくつもの共通点がある。
年末ジャンボは買ってもいいが、保険の加入は慎重にすべき理由
世界的な下落相場で「ドルコスト平均法」はベストな投資法か
大江英樹
10月以降、株価が世界的に弱含みで推移しているが、少し潮目が変わってきたかもしれない。そうした下落相場が続くなら、「ドルコスト平均法」を使った投資は有効な投資方法となる。
世界的な下落相場で「ドルコスト平均法」はベストな投資法か
インデックスとアクティブ、投信をめぐる大きな勘違い
大江英樹
投資信託のタイプとして「インデックスファンド」と「アクティブファンド」という分類があることはよく知られている。ところが、これらの違いを正確に理解している人は意外に少なく、勘違いをしていることも多い。
インデックスとアクティブ、投信をめぐる大きな勘違い
無意味な社内プロジェクトが走り始めると止められない2つの理由
大江英樹
多くの企業において、日常業務とは別に、さまざまな社内プロジェクトを立ち上げることがある。しかし、放っておくと社内はプロジェクトだらけになってしまいがちだ。その理由を探るとともに、対策について見ていくことにする。
無意味な社内プロジェクトが走り始めると止められない2つの理由
株価下落でも買値を気にして損切りができない理由
大江英樹
株式投資において、自分が買った値段を気にするあまり、買った後に下がってもなかなか損切りすることができず、損失を拡大させてしまうということはよくあること。なぜこういうことになってしまうのか、行動経済学の観点から考えた。
株価下落でも買値を気にして損切りができない理由
投資信託の「基準価額」の高低で購入を判断するのは全くのナンセンス
大江英樹
投資信託には「基準価額」という値段のようなものがある。しかし、通常のモノの値段とは大きく違うにもかかわらず、それを基準に購入するのは全くのナンセンスだ。
投資信託の「基準価額」の高低で購入を判断するのは全くのナンセンス
70歳まで働くことが年金制度の健全な維持にもつながる理由
大江英樹
9月3日、安倍晋三首相は、働き方改革の第2弾として「生涯現役時代の雇用改革を断行したい」と発言した。シニア世代の働き方と年金という観点から考えると、今後の方向性を明らかに示唆している。と同時に、どうやら多くの誤解もあるようだ。
70歳まで働くことが年金制度の健全な維持にもつながる理由
投信の「テーマ型ファンド」を買ってはいけない3つの理由
大江英樹
投資信託の中に「テーマ型」と言われるものがある。例えば「フィンテック」「社会貢献」「オリンピック」といったテーマを通じ、特定の業界や企業に投資をするというものだ。しかし、はやっているからといって買うべきではない。
投信の「テーマ型ファンド」を買ってはいけない3つの理由
株の「ナンピン買い」、行動経済学的には損を拡大しがちな理由
大江英樹
株式投資をしていて、保有している株が下落したとき、多くの人は下がった価格でさらに買い増す「ナンピン買い」をしがちだ。だが多くの場合、失敗に終わることが多い。その理由について行動経済学の観点から考えてみる。
株の「ナンピン買い」、行動経済学的には損を拡大しがちな理由
日銀の金融緩和に見る行動経済学の「偽薬効果」と「埋没費用の呪縛」
大江英樹
2013年以降続いた大胆な金融緩和政策と、最近の政策の傾向を見ていると、心理学や行動経済学の面から非常に興味深いものが見えてくる。一つは「プラシーボ効果」、そしてもう一つが「サンクコスト」だ。
日銀の金融緩和に見る行動経済学の「偽薬効果」と「埋没費用の呪縛」
「元を取りたい」と思う気持ちは、かえって損を拡大しかねない
大江英樹
経済学の概念に「サンクコスト」という言葉がある。日本語では「埋没費用」と言って、既に払ってしまったので、取り戻すことができない費用のことを言う。多くの場合、これにこだわることで損失が大きくなってしまうから注意が必要だ。
「元を取りたい」と思う気持ちは、かえって損を拡大しかねない
「目的別資産運用」と「低リスク型投信」に手を出してはいけない理由
大江英樹
「子どもの入学資金は学資保険」とか「老後の備えは個人年金保険」といった具合に、目的別にお金を運用したり、金融商品を購入したりしましょうなどと勧誘してくる金融機関は少なくない。しかし、こうしたセールストークに乗ってはいけない。
「目的別資産運用」と「低リスク型投信」に手を出してはいけない理由
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