2013.11.15 黄色いランボルギーニが創刊のきっかけ 読者の年齢上昇とデジタル化に合わせ誌面を変更しイベントも重視 カメラマンの創刊の経緯は、いかにも“古き良き時代の出版社”を感じる。1970年代のスーパーカーブームは、少年達を虜にした。モーターマガジン社でもスーパーカーに関連する雑誌やムックを発行、それら全てが売れに売れたという。そこで購入した税…
2013.11.1 一般的な業界紙だったのに突如、超攻撃的なトーンに ビジネスモデルも大変革 多くの業界紙は、対象となる業界の代弁者だ。業界に波紋を呼ぶような記事は書かないし、プレスリリースをそのまま並べたような記事も目立つ。そんな意識のまま、医薬経済社が発行する「医薬経済」と「リスファクス」を読むと、面食らうに違いない。…
2013.10.4 芸術の素養がゼロでも楽しめる 紙だからこそ成立する創刊60年の「芸術新潮」 「芸術」と聞いただけで、難解で素人には近づきがたいというイメージを抱く人は多いのではないだろうか。筆者も絵を描くのがとてつもなく下手で、ましてや美術史などかなり縁遠い存在だった。今回は芸術新潮の編集部にお邪魔した。
2013.9.6 絶滅危惧種の敏腕編集者が30年以上かけて確立 独特の方法論で読者の支持を得る30万部の巨大自動車雑誌「ベストカー」 絶滅危惧種の敏腕編集者――。ベストカー元編集長の勝股優・講談社ビーシー会長からはまさしく、そんな印象を受ける。業界紙・専門誌を訪ねるこの連載は5回目になるが、これまでで最もアクの強い人物だ(今のところ)。
2013.8.23 出版業界見つめて24年!今の電子書籍ブームは過去とは異質と見る 書籍は横ばいだが雑誌は減少止まらず 業界紙や専門誌を訪ねるこの連載。4回目は、出版業界・新聞業界を扱う業界誌「文化通信」の星野編集長に話を聞いた。毎年のようにメディアは「電子書籍元年」を標榜し、確かに大きなニュースも多い。長く出版業界を見つめてきた“玄人”はその状況…
2013.7.26 広告がないから遠慮せず、家電を超辛口批評 “読者第一”と“家電への愛”を貫く 業界紙、専門誌を訪ねて回るこの連載。第二回目は超辛口が売り物の「家電批評」の編集部にお邪魔した。「家電批評」といえば、広告をほぼ掲載しないかわりに、家電製品を遠慮なく批評することで知られている。強烈な批判精神が漂う誌面から、編集長…
2013.7.12 自由を求めて来日した貧乏留学生が始めた新聞 震災後に帰化し名字を「福島」に 夢は中国での創刊 連載第一回目に登場いただくのは、中国語新聞の「東方新報」や「東方時報」を発行する東方インターナショナル。同社の福島大毅社長は中国出身だ。来日は天安門事件の前年。自由を求めて日本にやってきた。