黒木登志夫

1936年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。専門はがん細胞、発がんのメカニズム。1961から2001年にかけて、3ヵ国5つの研究所でがんの基礎研究をおこなう(東北大学加齢医学研究所、東京大学医科学研究所、ウイスコンシン大学、WHO国際がん研究機関、昭和大学)。英語で執筆した専門論文は300編以上。その後、日本癌学会会長(2000年)、岐阜大学学長(2001-08年)、日本学術振興会学術システム研究センター副所長(2008-12年)を経て、日本学術振興会学術システム研究センター顧問。2011年、生命科学全般に対する多大な貢献によって瑞宝重光章を受章。
著書に、『がん遺伝子の発見』(1996年)、『健康・老化・寿命』(2007年)、『知的文章とプレゼンテーション』(2011年)、『iPS細胞』(2015年)、『研究不正』(2016年)、『新型コロナの科学』(2020年)、『変異ウイルスとの闘い』(2022年。いずれも中公新書)ほか多数。

日本人は1000年以内に消える「絶滅危惧種」→そんな日本より先に消滅する国とは?
黒木登志夫
100歳以上が9万2000人いる世界最長寿国・日本。そんな日本も、生涯未婚率は直線的に上昇し続け、出生率は上がらないのが現状だ。今のペースが続いた場合には、2130年に男性未婚率が100%になり、日本人はあと1000年以内に消滅する絶滅危惧種と示すデータまである。医師である黒木登志夫氏が掲げる、出生率を上げるためのたった1つの方策とは?本稿は、黒木登志夫『死ぬということ 医学的に、実務的に、文学的に』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。
日本人は1000年以内に消える「絶滅危惧種」→そんな日本より先に消滅する国とは?
「ヘビースモーカーの妻たちの肺がんリスク」論文が世界でスルーされた悲しい理由
黒木登志夫
「タバコをやめる。酒は飲み過ぎない。サプリに頼らない」――がん細胞の専門家である著者が、いかに喫煙が死亡リスクを上げるのかを解説する。アルコールに関しては、適度な飲酒が心臓病のリスクを下げるとのデータもある一方で、ロシア人が愛飲する“危険な酒”を飲み過ぎると殺人と自殺が増えてしまうのだという。本稿は、黒木登志夫『死ぬということ 医学的に、実務的に、文学的に』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。
「ヘビースモーカーの妻たちの肺がんリスク」論文が世界でスルーされた悲しい理由
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養