食事に気を遣うBさんの食事記録は以下のようなものです。

 朝 食パン1枚、野菜ジュース
 昼 弁当(会社近くのお店の)
 夜 カレーライス(週末に作りおきしたもの)

 朝は100円程度、昼は600円程度、夕食は週末に作りおきしたものを食べて300円程度だといいます。

 二人が一日の食事にかける予算は900~1000円です。予算はあまり差がありませんが、摂っている食材数はAさんよりもBさんのほうがはるかに多く、その分、栄養も多く摂れています。

 Aさんのように、1日の食事のほとんどの場面で温めなくても済むようなメニューや、「ご飯とおかず」という食事らしい食事を口にしていないのはやや危険です。また、手軽だからと噛まずに食べられるものや、ストック買いしたカップラーメンなど毎日同じものばかり食べていると当然、栄養が偏ります。栄養の偏りは免疫力の低下を招き、よく風邪をひいたり、風邪が長引くといった体調の不調に繋がってしまいます。

限られたお金で多くの栄養を摂ろう

 食事の選び方についてタイプの異なる二人の例を挙げましたが、まだあまりお金がない若手社員でも、Bさんのように食事のメニューを工夫することで健康を保つことができると思います。

 若手社員でも限られたお金をさらに有効に使い、栄養を摂るにはどうしたらよいのでしょうか。

 食材の選び方、予算配分、調理と保存法の3つの観点から述べたいと思います。

●食材の選び方

 野菜を例に挙げると、毎食に少量ずつ食べるのではなく、1食でたくさんの栄養を摂るよう心掛けましょう。

 先述のBさんの朝食のように、なんとかして野菜をとろうとスティック野菜や野菜ジュースばかりに頼ると、コストがかかってしまいます。外食でサラダセットを頼めば食事プラス150円~200円になります。コンビニでサラダを買うと、300円を超えることもあります。これらは1食の予算を考えると割高になってしまいます。