また、オフィスを見渡してみると、色とりどりのお洒落なブーツを履いている女性たちが、「カツカツ」と大きな音を立てて社内を歩いています。そんな姿を目にした、日本に赴任してきたばかりの私の新上司(役員)は、目を丸くして次のように言いました。

「They don’t look like professional.
 (彼らはプロフェッショナルに見えない)
 We are not the members of circus.
 (私たちはサーカスのメンバーではないのだから)」

 そのオフィスの様子は、彼にとって、とても奇異なものに移ったようです。

 皆さんの職場では、どんな「靴」を履いて仕事をしている人が多いですか?また、あなたはどんな「靴」を履いて日々仕事をしていますか?

 オフィスでの「靴」は、あなたの仕事の「プロフェッショナル度」を表しています。「お洒落は足下から」と言われるほど、「靴」は重要なアイテムです。

「いつ外部の方の目に触れるかわからない」
という意識を持っているか?

 周りを見渡すと、通勤靴とは別に、オフィス用の靴を机の下に置いていたり、ロッカーの中に入れていたりする人は多いでしょう。

 また、最近は、オフィスでの快適さを重視した結果、ナースサンダルを履いている女性もいらっしゃるようです。はたしてそれでいいのでしょうか?

 オフィスにいる時でも、「いつでもおしゃれでいたい」「リラックスしていたい」という気持ちもわかります。でも、オフィスでは「いつ外部の方の目に触れるかわからない」という意識を持って、節度ある靴を選ぶ必要があります。

 あなたの靴は周りの人から見られていることに気づいていますか?

 周りの人は、あなたがどんな「靴」を履いているのかによって、あなたがどれくらい「仕事に対するコミットメント」があるのか、つまり、あなたの「仕事のプロフェッショナル度」を確かめているのです。

「靴」の選び方には、その人の日常に対する姿勢が現れます。そして、「靴」の選定の善し悪しで、大事な場面において値踏みされる場面も少なくありません。

 女性であれば、少しヒールが低めの黒のパンプスをオフィス用の靴として着用してみる。男性であれば、ピカピカに磨かれた上質なビジネス用の靴を着用してみる。