――商標登録とはどういった制度でしょうか。

 商標登録制度は、特許庁に対し、(1)登録を希望する商標と、(2)商標を使用する商品または役務を指定した商標登録出願を行い、特許庁での審査を受け、商標の登録要件を満たした場合に、商標登録を受けることができる制度です。商標登録出願後、特許庁が審査に着手するまで6~8か月ほどかかります(「商標審査着手状況(審査未着手案件)」(2018年4月現在))。

――今回、「菓子及びパン」の区分で、六花亭製菓株式会社が出願しているようです。仮に、当該出願に基づく商標登録がされた場合、他の企業は「そだねー」の商標の登録を受けるとはできるのでしょうか。

 (1)登録を希望する商標と、(2)商標を使用する商品または役務のいずれもが同一または類似である場合、先に出願した者のみが商標登録を受けられます(先願主義)。逆に、同一の商標であっても、商標を使用する商品または役務が非類似であれば、商標登録を受けられることとなります。

 商品または役務が類似かどうかは、最終的には、諸事情を考慮し、同一または類似の商標を付した場合に出所混同を生ずるか否かといった基準で判断されます。特許庁の審査段階では、迅速かつ画一的な審査をするために、各商品または役務に類似群コードが割り振られており、類似群コードが同じであれば類似と扱い、類似群コードが異なれば非類似と扱うといった運用がされています(「類似商品・役務審査基準」)。