おいしさの秘訣5[素材のうまみを使い尽くす]
【フライパンのこびりつきを捨てない】
肉を焼くと、フライパンに肉汁がこびりつきます。この焦げにはうまみが凝縮しています。
フライパンにワイン(または水)を入れて沸かし、木べらで焦げをこそげ落として、ソースに仕上げます。
本書にある、「鶏手羽元のクリーム煮」や「ローストビーフ」、「豚肉のビール煮」でこの方法を紹介しています。
おいしさの秘訣6[ハーブ二つでフレンチになる]
【タイムとローリエだけ】
ハーブが香りを驚くほど高めます。でも、さまざまな種類をそろえる必要はありません。家庭ではタイムとローリエで充分。ぐっと本格的なフレンチになります。フレッシュのものがより香りが高いのですが、常備するならドライが便利。あとはこしょうがあれば、おいしい洋食が作れます。
彩りあざやかで、冷蔵庫の少ない食材でできる志麻さん「プレミアムレシピ」の数々は、連載第1回を、ぜひご覧いただければと思います。