――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  このところ、大手ハイテク企業は窮地に立たされているように見えるかもしれない。しかし、時価総額で再び世界最大の企業に返り咲くマイクロソフトを見れば、この規模を持ったハイテク大手がいかにしぶといかが分かるだろう。  マイクロソフトが時価総額でアップルを一時的に抜いた要因としては、マイクロソフト株が年初から着実に値を上げてきた一方、アップル株が過去1カ月だけで19%近くも下落したことが挙げられる。