14日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は急反落。終値は前日比496.87ドル(2.02%)安の2万4100.51ドルと、直近高値から10%以上、水準を切り下げて調整局面に入った。中国とユーロ圏の経済指標が失望されたほか、週末を控えて様子見ムードも強かった。このところ週末前の相場下落がパターン化している。ダウ平均の500ドル近い下げ幅は、今月3番目の大きさだ。週末など市場の休場中に地政学リスクを巡る展開がある例が多く、投資家やトレーダーからは週末を控えて大きなポジションをとることを警戒するダック総合指数は159.67ポイント(2.26%)安の6910.66と、いずれも続落。2016年3月以来初めて、ダウ平均を含む主要3指数がそろって調整局面入りした。
米ダウ平均500ドル近い下げ、調整局面入り
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