中国で爆発的に人気が広がるショート動画アプリは今後、より厳しい検閲を受けることになりそうだ。そうなれば運営会社はコスト上昇に直面する可能性がある。業界団体の中国インターネット視聴番組サービス協会(CNSA)は9日、100種類のコンテンツを禁じる新たなルールを発表。中国の指導者への中傷のほか、不倫を勧める内容なども対象となる。同団体が明らかにしたガイドラインによると、検閲を一段と強化し、投稿前に全てのコンテンツを調査するよう運営会社に義務付けている。禁止事項の多くは国家機密の漏えいなど、すでにオンライン動画などに禁止している内容に基づく。さらに自殺を広めるものなど潜在的に有害なコンテンツや、脚フェチや一夜限りの情事など、一見それほど有害と思えない動画も含まれる。
中国、ショート動画の検閲強化 脚フェチも「有害」
人気上昇のTikTokなど、投稿前に全てチェック
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