筆者が朝起きて最初にするのが、スマートフォンのチェックだ。スマホを充電器から外してアラームを消し、電源ボタンを押す。そしてすぐに恐ろしいほど明るい画面に目がくらみ、たじろぐ。スマホ画面は朝から晩まで毎日われわれの注意を引くために明るく、色鮮やかにデザインされている。だが筆者は網膜にもっとやさしくてバッテリーへの負担も少ない対抗手段を発見した。しかもスマホの利用時間も少し減らせるかもしれない。画面の輝度を落としたり、色合いを青色から黄色に変えたりするといったオプションも既にある。しかし最も優雅な解決方法は、画面を白地に黒文字の配色から黒地に白文字の配色に切り替えることだ。ダークモードは設定メニューや奥に埋もれた切り替えボタンに隠れていることもあれば、拡張機能をインストールする必要がある場合もある。ダークモードが利用できないウェブページやアプリもたくさんある。だが筆者は可能な限り、ダークモードを利用するようになった。白い空白はない方が好ましい。