日韓関係
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 1987年に外務省で朝鮮半島担当の課長に就任して以来、30年以上にわたり日本と韓国の関係を見続けてきたが、今日ほど日韓関係の行方に危機感を持ったことはない。

 関係悪化の悪循環に入り、出口が見えない。

 個別問題での日韓の対立は珍しいことではないが、今回は深刻だと思う。

 だが、日本と韓国は、朝鮮半島の緊張緩和が進むなど、それぞれを取り巻く内外環境が大きく変わったことを理解しなければならないし、お互い、将来に対して多くの共通利益があることを再認識することが大事だ。

 相手を非難し続けることではなく、「未来志向」を掲げた「原点」に戻ってもう一度、関係のあり方を見直してみる必要がある。