アマゾンとアップルITバブル期の大型ハイテク株に比べれば現在のハイテク大手の株価には多くの下支え要因がある
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――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 IT(情報技術)バブル期のハイテク大手と現在のハイテク大手で一つ違いがあるとすれば何か。現在の巨大ハイテク企業はまさに圧倒的な規模を誇り、しかも熱狂した投資家でなくともそうと認めるほどなのだ。

 だからといって、リスクがないわけではない。

 IT(情報技術)バブルが頂点に達した2000年3月10日、当時の大手ハイテク企業の時価総額はとにかく無視できない規模に押し上げられていた。「四騎士」と呼ばれたマイクロソフト、シスコシステムズ、インテル、オラクル(時にパソコンのデルが入れ替わったが) の合計時価総額は、S&P500企業全体の約13.9%を占めていた。

 四騎士のうち、当時の時価総額を上回るのはマイクロソフト1社だけとなった。マイクロソフトは最近になって米企業の時価総額1位に返り咲いた。背後にはアップル、アマゾン・ドット・コム、グーグル親会社のアルファベットが迫っている。この4社を合わせた時価総額はS&P500企業全体の約13.5%と、かつての四騎士の水準に近い。