米民主党が主導する議会下院の司法委員会は、2016年の大統領選でトランプ陣営とロシアが共謀した疑惑を巡り、ロバート・モラー特別検察官がまとめた捜査報告書の全面開示命令への賛否を問う採決を3日に実施する。先週には、報告書の一部を今月中旬までに提出するとしたウィリアム・バー司法長官の計画を退けていた。この決議は元ホワイトハウス法律顧問のドン・マクガーン氏、元ホワイトハウス広報部長ホープ・ヒックス氏、元大統領首席戦略官兼上級顧問スティーブ・バノン氏、元大統領首席補佐官ラインス・プリーバス氏、マクガーン氏の元首席補佐官アン・ドナルドソン氏の5人に証拠提出を命じる権限も、ジェリー・ナドラー委員長(民主、ニューヨーク州)に与えるもの。
ロシア疑惑、報告書の全面開示巡り3日採決 米下院委
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