下院情報委員会のアダム・シフ委員長(民主、カリフォルニア州)は22日、ロバート・モラー特別検察官がまとめたロシア疑惑の報告書を巡り、司法省が対諜報(ちょうほう)および外国諜報活動に関する12分野の資料を提出することで合意したと発表した。シフ氏によると、司法省は来週末までに順次、資料を提出することに合意した。委員会の会合は延長したものの、委員会は召喚状で求めた報告書全文と裏付け資料の提出を強制する構えも崩していないと同氏は述べている。シフ氏は司法省が協力で合意する期限を22日に定めていた。シフ氏は発表文で「これらの資料に関し、委員会が合法な監視権限を持つことを司法省は繰り返し認めていた。われわれが極めて重要な監視作業を実行できるよう、司法省の協力継続を期待している」とした。
米司法省、モラー報告書の一部資料提出へ 下院情報委と合意
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