「はるかかなたの銀河系」がウォルト・ディズニーのテーマパークを次々と植民地にしている。米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは今年、夏休みシーズンに合わせてカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドとフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドに「スター・ウォーズ」のテーマランドをオープンする。それぞれ14エーカー(約5万6700平方メートル)の広大な敷地にライドアトラクションやレストランが設置され、いずれのパークでも単独テーマとしては過去最大のエリア拡張となる。両パークに10億ドル(約1100億円)ずつ投じたこの新アトラクションは、ディズニーがルーカスフィルムを買収した際、最初に話し合われた野心的なアイデアが結実したものだ。スカイウォーカー・サーガの最終章が今年12月に公開されて新三部作が完結した後も、シリーズの集客力はまだまだ続くだろうといった思惑もある。
「スター・ウォーズ」ランド、ディズニーの覚醒
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